正しいヨガマットの使い方や選ぶ際に気をつけたい4つのポイント

ヨガを始めるにあたってまずは揃えたいものの一つが「ヨガマット」なのではないでしょうか?

もちろん、ヨガマットは必需品という訳では決してないので、敷かずに床の上で直接行う方もいらっしゃいます。

しかしヨガのポーズによっては、摩擦や圧力によって床との接触部分に大きな負担がかかってしまうことも…。

ストレスなく快適にヨガを行うなら、やはりヨガマットは持っておきたいアイテムの1つではないでしょうか。

本日は、そんなヨガマットの使い方や選ぶ際に気をつけたいポイントなどをご紹介していきます。

1 ヨガマットを使うメリットって何?

yoga-mat-01

1-1 床との接触部分の負担を軽減できる

ヨガマットを使う大きなメリットの1つは、やはり床との接触部分の負担を軽減できるという点です。

フローリングの上で直接行うと、床に膝をついたりした時に擦れてしまったり、痛くてポーズが取れなくなってしまうこともよくありますね。

そんな時でもヨガマットがあれば、マットが床との間の緩衝材となって支点への負担を大幅に軽減し、ストレスフリーなヨガを楽しむことができるでしょう。

そもそも「心と体のバランスを整える」というのもヨガの大きな目的の1つ。ヨガを行う際に生じる外的なストレスは、できる限り取り除くことが大切です。

1-2 足場が固定されて正しいポーズが取れるようになる

正しく美しい姿勢のヨガのポーズを取るためには、滑りにくい足場が必要不可欠です。

ヨガマットを使用することで足場がしっかりと固定され、正しく美しいポーズを取れるようになります。

特に初心者の方の場合、はじめのうちから正しいポーズと呼吸を意識することがとても大切に。

ヨガマットを使うことで、足元の滑りや摩擦といったストレスを感じることなく、美しいポーズと正しい呼吸法の習得に専念できるでしょう。

2 ヨガマットってどうやって使うの?

yoga-mat-02

ヨガマットの使い方は、両手を広げても問題ない程度のスペースを確保したら、あとは床に敷いて使用します。

ゆっくりと呼吸を整えながら瞑想したり、ポーズをとったり…心身のバランスを整えるヨガの時間を心から楽しみましょう。

もちろんヨガ以外にも、ちょっとしたストレッチや、腹筋や腕立て伏せといった自重トレーニングを行う際にもおすすめです。

また、使用後はアルコールフリーの除菌スプレーやシートを使って表面を優しく拭いてあげましょう。

メンテナンスを行いつつ丁寧に使用することで劣化を防ぎ、長く使用することができます。

3 ヨガマットに用いられる主な6つの素材

一口にヨガマットと言っても、使用されている素材は意外とたくさんあります。

  • ポリ塩化ビニール

ポリマー環境樹脂

  • エチレンビニールアセテート
  • 天然ゴム
  • 熱可塑性エストラマー
  • 麻 etc…

以下では、ヨガマットに用いられる主な6つの素材について見ていきましょう。

3-1 ポリ塩化ビニール(PVC)

ヨガマットに使用される素材の中で最もメジャーなのが、ポリ塩化ビニール(PVC)です。

ポリ塩化ビニールのヨガマットはとにかく価格が安いのが特徴で、百貨店やホームセンターなどでは、平均して1,000〜2,000円程度で購入できてしまいます。

ただし、他の素材と比べてグリップ力が弱く水洗いもできないので使い勝手はあまりよくないかもしれません。

また焼却時に有害なダイオキシンを発生させてしまうという点もデメリットの1つといえます。

初心者の方が、お試しとして選ぶのにも適しています。

3-2 ポリマー環境樹脂(PER)

ポリマー環境樹脂(PER)は、ポリ塩化ビニール同様の化学素材でありながら、使いやすさと環境への配慮を兼ね備えた素材です。

水洗いもできるためメンテナンスもしやすく、しかも焼却時にダイオキシンも発生しないという優れもの。

マット自体のグリップ力に関してはポリ塩化ビニールと同等ですが、使い勝手の良さではポリマー環境樹脂がおすすめです。

3-3 エチレンビニールアセテート(EVA)

エチレンビニールアセテート(EVA)は、使い勝手の良さ、クッション性、軽さの3拍子揃った万能な素材です。

特にそのクッション性は非常に高く、スニーカーの代名詞的存在であるニューバランスのインソール(EVAソール)としても使用されるほど。

価格帯は他の素材の製品と比べて高めですが、水洗いもできるためメンテナンスもしやすい上に、非常に軽量なので持ち運びのしさすさも◎!

頻繁にヨガ教室へ通っている方にもおすすめです。

3-4 天然ゴム

天然ゴム(ナチュラルラバー)は、クッション性、グリップ力などヨガを行う上で必要なスペックを最も兼ね備えている素材です。

ただし、お手入れの仕方を間違えると天然ゴムの弾力が失われてしまう可能性もあります。一枚あたりの重量もかなり重く、持ち運びには不向きかもしれません。

また天然ゴムゆえに、ゴムアレルギーをお持ちの方はアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性もあります。

価格帯も8,000円〜2万円ほどなどと比較的高めなのも特徴。教室だけでなく自宅でも毎日ヨガを楽しみたい中級〜上級者の方向けのヨガマットと言えるでしょう。

とは言っても最近は、天然ゴムと機能性素材を掛け合わせたハイブリットタイプのヨガマットも増えています。こちらの方が価格も安い上に使い勝手も良いので、天然ゴムの製品にこだわりのある方は併せて検討してみるのもいいかもしれませんね。

3-5 熱可塑性エストラマー(TPE)

熱可塑性エストラマー(TPE)は、グリップ力やクッション性も高く、使い勝手も抜群のオールマイティーな素材です。

ハタヨガのようなダイナミックなポーズ(アーサナ)を行ってもマットがズレることはほとんどなく、ヨガ初心者から上級者の方まで幅広い層に対応しています。

天然ゴムと同等のパフォーマンスを誇っているにも関わらず、ゴムアレルギーの方でも使えるという点も大きな魅力の1つではないでしょうか。

耐久性も高く水洗いも可能なので、一度購入すれば長く使用することができるはずです。

3-5 畳

日本の伝統を感じる畳もまた、ヨガマットの素材として近年注目を集めています。

畳の用いられる「い草」の優しい香りのおかげで、リラックスしてヨガを行うことができるという点が大きな魅力です。

ちなみに「い草」には抗菌・消臭効果も期待できるため、汗やアンモニア臭をはじめとした不快なにおいをを抑制する効果が期待できます。

ただし、グリップ力に関しては化学素材と比較するとやや劣るため、ハタヨガやパワーヨガなどダイナミックな動きを要求されるスタイルのヨガには向いていないかもしれません。

3-6 麻

麻(ジュード)もまたヨガマットに使用される天然素材の中でも、畳と並んで高い人気を誇っている素材の1つです。

化学素材を使用したヨガマットの多くは、汗で濡れると表面が滑りやすくなってしまいます。一方で麻素材なら、通気性も高く吸汗・吸湿性にも優れているため、汗をかいても滑りにくくなっています。

裏面は先ほどご紹介したポリマー環境樹脂で作られていることが多いため、グリップ力も申し分ないでしょう。

畳同様、麻独特の香りに包まれてリラックス効果も期待できます。

4 ヨガマットを選ぶときのポイントは?

yoga-mat-03

4-1 ヨガマットは幅ではなく長さで選ぶのがベスト

ヨガマットの幅は、60cm前後とそこまで大きく変わることはありません。

一方で長さに関しては、160〜180cmまである程度サイズに開きがあります。

女性の方なら160cmタイプのヨガマットでも問題ありませんが、広々と使うなら、大きいサイズを選ぶのがおすすめです。

ただしヨガ教室に通っている方の場合、スタジオの収容人数の関係上、ヨガマットのサイズを制限しているケースもあります。不安な方は、まずはスタジオに問い合わせてから購入するようにしましょう。

4-2 ヨガマットを選ぶ際には厚さにも気をつけよう!

ヨガマットを選ぶ際には、長さだけでなく厚さにも気をつける必要があります。

以下、一般的に販売されているヨガマットの厚さと厚さごとのメリット・デメリットについて確認していきましょう。

4-2-1 軽くて携帯しやすい1~2mmタイプ

1〜2mmタイプのヨガマットは薄い分、グリップ力も高く、軽くて持ち運びしやすいという点が大きなメリットです。ヨガ教室はもちろん、旅行先などにも携帯しやすくとても重宝します。

ただしその薄さゆえにクッション性が低いため、単品で使用するとちょっと痛いかもしれません…。

クッションフロアで使用するか、後ほどご紹介する3〜5mmタイプのヨガマットの上に敷いて使うと良いでしょう。

4-2-2 最も一般的な3~5mmタイプ

最も一般的な厚さは、3〜5mmタイプのヨガマットです。

グリップ力、適度なクッション性、持ち運びのしやすさなどバランスが取れているため特にこれと言ってデメリットはありません。

ヨガを始めたばかりの方にもおすすめです。

4-2-3 厚めで安定感のある6~12mmタイプ

クッション性と安定感を重視するなら6〜12mmタイプのヨガマットを選ぶと良いでしょう。

仰向けや座位のポーズでもお尻や背中が痛くなりにくいのが嬉しいポイント。

ただし、厚さがある分どうしても重くなってしまうため、持ち運びのしやすさという点では少し劣ります。携帯用というよりは、自宅用として購入される方が多いようです。

自分のスタイルにマッチしたヨガマットで素敵なヨガライフを。

本日はヨガマットについてご紹介しました。

このように一口にヨガマットと言っても、素材、サイズ、厚さなどそのバリエーションは意外とたくさんあるんです。

特に素材によっては、耐久性、グリップ力、クッション性、メンテナンスのしやすさが大きく異なるため注意が必要です。

ご自分の志向するヨガのスタイルにマッチしたマットを選んで、素敵なヨガライフをお過ごしください。

BACK