パリの観光におすすめ!一度は行きたい寺院についてご紹介

皆さんはフランスの観光といえば何を思い浮かべますか?

エッフェル塔や凱旋門など、世界的に有名な観光地はもちろん押さえておきたいですが、実は有名な寺院も数多くあり観光スポットとして人気があるんです。

ただ、寺院というといわゆる日本のお寺とはどのような違いがあるのかは意外と知られていないとこと。

今回はフランス・パリの寺院について、その定義や旅行に行った時にはぜひ立ち寄りたいおすすめの寺院についてご紹介していきたいと思います。

1 寺院の定義

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そもそも寺院というのはどういうもののことを指すのかご存知でしょうか。

寺院とは、礼拝などの宗教活動を行う建造物や場所のこと。

宗教によっては聖堂や教会などと呼ばれることも多く、特にカトリック教徒が多いとされるフランス・パリで寺院は”大聖堂”と呼称される場合が多いのかもしれませんね。

フランスには日本のお寺や神社のように参拝目的の観光客を集客するための寺院もあり、寺院を巡る観光プランもとても人気があるそうです。

2 パリのおすすめ寺院

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特におすすめしたいパリの寺院についていくつかご紹介していきたいと思います。

パリに行った際に押さえておきたい寺院は

  1. ノートルダム大聖堂
  2. サクレ・クール
  3. パンテオン
  4. サント・シャペル
  5. サンテティエンヌ・ドゥモン教会
  6. セントルイス大聖堂
  7. マドレーヌ寺院
  8. サン・シュルピス教会
  9. サンジェルマン・デ・プレ教会
  10. 奇跡のメダイ教会

などがあります。

それぞれどういった特徴があるのか見ていきましょう。

2-1 ノートルダム大聖堂

セーヌ川に囲まれたシテ島にあるのがノートルダム大聖堂。パリの観光地としてとても有名なものなのではないでしょうか。

初期のゴシック建築の建造物であり、内装のステンドグラスと日光が奏でる暖かさが魅力となっています。

フランス語で『私たちの貴婦人』という意味を持つノートルダム大聖堂は、言葉の通りとても優美な景観で見るだけで心が洗われること間違いなし。パリ旅行の際にはぜひ訪れてみたいおすすめ観光スポットのひとつと言えるでしょう。

ですが残念ながら昨年発生した火災によって現在(2020年2月時点)は見学ができなくなっています。訪問の際はご注意ください。

2-2 サクレ・クール

パリで最も高い位置にある丘『モンマルトル』の上にあり、映画『アメリ』の舞台となったことでも知られる寺院がサクレ・クール。

三層のテラス式の造りとなっておりパリの景色を存分に満喫できる他、フォトスポットやデートスポットとしても非常に人気があるんです。

寺院内には美しい天井画もあり、美術品鑑賞などが趣味という方にもおすすめしたい寺院。お気に入りのカメラを持って一度訪れてみてはいかがでしょうか。

2-3 パンテオン

パリ5区、聖ジュヌヴィエーブの丘に位置しているのがパンテオン。

その成り立ちは、ルイ15世の快気祝いとして聖ジュヌヴィエーブを祀っていたとされる”バジリカ聖堂”を建て直しが行われたのが始まりなんだとか。

地球の自転を表すためのフーコーの振り子実験が行われた場所ということで一躍有名となり、観光客から高い人気を集めている寺院なんです。

またパンテオンは彫刻や美術品なども豊富に展示されている他、地下にはルソーやヴィクトル・ユーゴーなど過去の偉人たちが眠る非常に歴史の深い建造物。観光だけでなくパリの歴史を知りたいという方には特におすすめなんです。

2-4 サント・シャペル

サント・シャペルの魅力はなんといってもパリで最も美しいと言われてるステンドグラスが設置されていることではないでしょうか。

言葉では表現し難い圧巻の美しさはもちろんのこと、パリ最古のステンドグラスでもあるため歴史的建造物としても確固たる地位を築いているんです。

年間を通じてコンサートなども開催されていて、エンターテインメントな視点からも楽しむことができるのも魅力のひとつ。

サント・シャペルはノートルダム大聖堂と同様にシテ島に位置しているので2つの寺院を巡る観光もおすすめです。

2-5 サンテティエンヌ・ドゥモン教会

サンテティエンヌ・ドゥモン教会は、ゴシックとルネッサンスの様式を兼ね備えた歴史的建造物。

サントシャペルと同様に特徴的なステンドグラスが設置されているのが魅力の寺院なんです。

教会中央に作られた大きな螺旋階段や豪華な彫刻で彩られた外壁、教会内に響くパイプオルガンの音色など視覚と聴覚を両方楽しませてくれます。

パリを美術について満喫したい方に特におすすめの寺院です。

2-6 マドレーヌ寺院

マドレーヌ広場にありギリシャ式の建造物の雰囲気を感じることができるのがマドレーヌ寺院です。

外観はギリシャ式のようになっていますが内装はしっかりとフランス式となっており、聖マグダラのマリアと呼ばれる彫像を見ることができるのが魅力のひとつ。

寺院内ではクラシックコンサートなどイベントが開催されることもあり、広場近辺にはカフェや食品店が多く連なっていることから賑やかなパリの雰囲気を楽しみたい方にはおすすめのスポットなんです。

2-7 サン・ロック教会

豊富な宗教画や彫刻が展示されており、過去の宗教家や芸術家を感じることができるのが魅力的なサン・ロック教会。

高級ブランド店などが立ち並ぶサントノーレ通りにあることから『フランスで一番洒落た教会』とも呼ばれているんだとか。

ショッピングの合間に芸術を楽しむために立ち寄るのもよいかもしれませんね。

2-8 サン・シュルピス教会

サン・シュルピス教会は、人気作『ダヴィンチ・コード』の舞台としても有名なのでご存知の方も多いかもしれませんね。

映画の雰囲気そのままにミステリアスな雰囲気を味わえるので、作品のファンの方にもおすすめの寺院なんです。

また、ルイ14世の時代に活躍したボシュエ、フェルノン、フレシエ、マシヨンの4人の説教師を象った彫刻が装飾された噴水など、観光するための見所が他にもたくさんあります。

2-9 サンジェルマン・デ・プレ教会

ロマネスク様式とゴシック様式が合わさった珍しい建造物として有名なサンジェルマン・デ・プレ教会。フランス最古の教会のひとつと言われています。

サンジェルマン・デ・プレ教会は、他の寺院と比較するとやや小規模なのが特徴。

また、展示されている彫刻は石ではなく木製の彫刻象であるのが他の寺院では見ることができないポイントなんです。

パリの歴史をもっと深く知りたいという方はぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。

2-10 奇跡のメダイ教会

パリにあるカトリック教の聖地と言われているのが奇跡のメダイ教会と呼ばれている寺院。

メダイとはメダルのこと。この教会で購入できるメダルを身につけていると運気がよくなると言われているおり、パワースポットとしても有名なんです。

他にも歴史ある礼拝堂や彫像、安置されているカタリナ・ラブレの不朽体など見所はたくさん。ぜひ大切な人と一緒に訪れてみてはいかがでしょうか。

まとめ

今回はフランスに旅行した際にはぜひ訪れたい、パリにあるおすすめの寺院についてご紹介してきました。

パリに数多く存在する寺院。一つ一つに異なった魅力的な特徴や見所があるんです。

パリには有名な観光スポットがたくさんありますが、日本でのお寺巡りのように寺院巡りをするパリ旅行を計画してみるのも面白いかもしれませんね。

深くしれば知るほど魅力がどんどん溢れてくるパリの寺院について、ぜひ本記事を参考にしてみてはいかがでしょうか。

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