ルイボスティーはその効能の多彩さから「奇跡のお茶」と呼ばれていることをご存知ですか?
美容や健康のために愛飲している女性の方が多いと言われるルイボスティー。
ただなんとなく体によいとは分かっていても、具体的にどのような効果が得られるかはあまり知られてはいません。
今回はそんなルイボスティーの効能や効果、おすすめの飲み方まで詳しくご紹介していきます。
目次
1 ルイボスティーってどんな飲み物?
1-1 ルイボスティーの特徴や効能
そもそもルイボスティーとは、“ルイボス”という針葉樹の葉が原料のお茶。少し意外かもしれませんが、ルイボスは南アフリカにあるセダルバーグ山脈のみでしか生産されていないんです。
その美容や健康効果の高さでたびたび注目されているルイボスティー。その中でも特に魅力的なのは“ノンカフェイン”と”ノンカロリー”という効能ではないでしょうか。
ルイボスティーはカフェインが入っていない分、妊婦や授乳中の方から小さいお子さんまで安心して飲むことができます。またノンカロリーのため体重を気にされている方にも最適な飲みのもなんです。
他にも不足がちな栄養素である、カルシウムやカリウム、マグネシウムと言ったミネラル類が豊富に含まれているのも特徴のひとつ。
ミネラル類は体に様々なメリットをもたらしてくれるため、ルイボスティーは飲むだけで体質を改善させることができるんですね。
1-2 ルイボスティーに含まれるSODとは?
ルイボスティーに含まれている“SOD”という成分をご存知でしょうか。
SODとは「スーパー・オキサイド・デスムターゼ」という酵素の一種。実は、老化の原因となる活性酵素を抑える、いわゆる”抗酸化作用”の働きをしてくれる成分なんです。
この酵素には他にも免疫力の向上やデトックス効果もあると言われ、ルイボスティーが「奇跡のお茶」と呼ばれる所以となっていることを成す成分のひとつですね。
2 ルイボスティーの美容効果は?
ルイボスティーには高い美容効果があると言われていますが、その多彩さからどのような効果があるのか混乱しがち。
ここでは代表的なルイボスティーが持つ美容や健康効果について見ていきましょう。
2-1 便秘解消
ルイボスティーには便秘解消の効果があることをご存知でしょうか。
この働きをしてくれているのが、ルイボスティーに多く含まれる「マグネシウム」というミネラル類のひとつ。
マグネシウムには腸で水分を集め、排便を促す腸整作用があると言われています。
ただし、ルイボスティーを飲み過ぎてしまうと腹痛や下痢を引き起こしてしまう可能性があるため注意するようにしましょう。
2-2 冷えやむくみの解消
特に悩みを抱えている女性が多いと言われる手足の冷えやむくみ。これらの改善にもルイボスティーが効果を発揮してくれるんです。
ルイボスティーに含まれるリンやカリウムというミネラルには、余分な老廃物や水分の排出を促してくれる働きがあるため、冷えやむくみの改善に効果的と言われています。
普段から冷えやむくみに悩んでいる方は、ぜひルイボスティーを飲むことで対策してみてはいかがでしょうか。
2-3 美肌効果
ルイボスティーが持つ美容効果の中で、最も魅力的と言われているアンチエイジングの効果。
これは前述した通り、活性酵素を除去する働きをするSODという成分がルイボスティーに多く含まれているため、”抗酸化作用”の働きが期待できるためなんです。
また、この抗酸化作用は美肌を保つためにも効果的。シミやシワと言ったお肌の老化防止にも一役買ってくれるんだとか。
スキンケアも大切ですが、体の内側からお肌をきれいにすることを心がけてみてはいかがでしょう。
2-4 デトックス効果
アトピーや花粉症、アレルギーなど…これらの症状を和らげてくれるのもルイボスティーの効果のひとつ。
高いデトックス効果を持つルイボスティーは、例えばアレルギーの原因となる”ヒスタミン”という成分の働きを抑えてくれます。また、前述した抗酸化作用や免疫力の向上が複合的に作用することでも、アレルギー症状の緩和を促してくれるんだとか。
もしアトピーや花粉症と言った症状に悩んでいる場合、一度ルイボスティーが持つデトックス効果を試してみるのもよいかもしれませんね。
3 ルイボスティーのおすすめの飲み方
3-1 効果的なルイボスティーの淹れ方
ルイボスティーの淹れ方には”煮出して作る方法”と”水出しで作る方法”の2種類。
もともとルイボスティーには”タンニン”という他のお茶類に多く含まれる成分の含有量が少ないため、茶葉やティーバックをそのまま水につけておいても渋くなりにくい特徴があるんだとか。
煮出す場合は茶葉と一緒に強火でお湯を沸騰させ、その後弱火で10分程煮出した後に茶葉を取り除きます。
煮出したルイボスティーはそのまま温かいまま飲んでも美味しいですが、一度冷蔵庫で冷やしてアイスティーとしても飲むのもおすすめ。
また茶葉を煮出すことなく10時間ほど水につけておくこと”水出しルイボスティー”は、すっきりと軽い味わになるため夏は特に美味しくいただけます。
どちらがお好みか、それぞれ淹れ方を変えて飲み比べてみるものよいかもしれませんね。
3-2 ルイボスティーを飲むおすすめのタイミングは?
実はルイボスティーには、飲むタイミングによってより高い効果を得ることができるんです。
最も効果的なタイミングと言われるタイミングは”朝起きてすぐ”や”朝食時”。
これには理由があり、空腹時にルイボスティーを飲んだ方が含まれる成分の吸収率がよいと言われているためなんです。
またルイボスティーを飲む頻度も毎日、1〜2杯程度の量を飲むことがおすすめ。
毎日の美容・健康の習慣としてルイボスティーを取り入れてみてはいかがでしょうか。
まとめ
本日は高い美容・健康効果が期待できる「奇跡のお茶」、ルイボスティーについてご紹介してきました。
ルイボスティーはお茶類によく含まれる”カフェイン”が含まれていないため、誰でも安心して飲むことができます。また、普段の生活の中からは摂取しにくいとされるミネラル類も多く含んでいるのが魅力的なんです。
また、アンチエイジングやデトックス効果、美肌や便秘解消など、飲むだけで得ることのできる効能はたくさん。
“毎日飲むだけ”と手軽に美容・健康対策をすることのできるルイボスティー。ぜひ「朝の一杯」から始めていてはいかがでしょうか。