プールやジムで泳ぐ時に守りたいルールやマナー!

有酸素運動の中でもカロリー消費が大きく、また膝や腰などの体への負担も少ないことから日常的な運動や健康維持としても人気がある水泳。

ただ市民プールやジムで泳ぐ時は守らなくてはいけないマナーやルールがあり、知らずに利用してしまうと周りに迷惑をかけてしまうことがあります。

そうならないためにも今回は、意外と知らない人が多いプールの基本的な使用方法から守りたいマナーやルールなど詳しくご紹介します。

 

【他のおすすめ記事】
水泳によって得られる健康効果について徹底解説!
サイズや機能が大切!ジムで泳ぐときのおすすめの水着の選び方

1 室内プールのルールやマナー

pool-manners-01

1-1 室内プールってどんなところ?

本格的な競泳意外で軽い運動を行うための室内プールと言えば、公共施設として解放されているプールやジムに併設されたプールのどちらかを利用することが一般的です。

プールのおおよその大きさは、長さが25m深さは1m〜1.3m。また、いくつかあるレーン(コース)は、それぞれ泳ぐ速さや用途別によって分けられているんです。

プールの利用方法や細かいルールは施設によって異なる場合があるので、分からないことがあった時は設置されている案内板で確認するか、監視員の方に質問するようにしましょう。

1-2 何を持っていけばいい?プールでの必須アイテム

pool-manners-02

あまりプールを利用したことのない人は、何を持っていけばよいか迷ってしまいますよね。

まず水着以外での必須アイテムはスイミングキャップゴーグル

プールではスイミングキャップなしで泳ぐことは、絶対にやってはいけないルール違反。抜けてしまった髪の毛がたくさん浮いているプールは、衛星的によくありませんよね。

また、ゴーグルは塩素が多く含まれたプールの水から目を守る役割をしてくれます。

塩素が目に入ってしまうと、プール熱などの感染症や角膜障害の原因となってしまうため、眼病予防のためにゴーグルを装着したほうがよいでしょう。

その他では、水分補給用のドリンク耳栓は用意しておくことがおすすめ。

水の中にいると気づきにくいですが、プールの中では意外と汗をかいてしまうもの。休憩の時にこまめに水分を補給できるドリンクを用意しておくとよいでしょう。

耳栓は水泳が苦手な人、耳に水が入ってしまうのが気になるという人は用意しておくと安心なアイテムです。

1-3 水着の選び方について

pool-manners-03

公共のプールやジムのプールでは好きな水着を着用してもよいかというと、そういう訳にはいきません。

水の中ですれ違うことの多いプールでは、生地が引っかかってしまうデザイン性の高い水着やビキニタイプの水着はケガの原因になる可能性があり、禁止されている場合がほとんどです。

プールで泳ぐ場合、競泳用の水着やフィットネス用の水着など体にフィットする水着を選ぶのがマナー。

最近ではハーフスーツという膝の上まで生地で覆われたデザインの水着が人気があるんです。

2 プールに入る前に気をつけたいこと

準備ができたらいよいよプールへ…と思いきや、プールの中に入る前にやってしまうとマナー違反になってしまうことがあるんです。

ここではマナー違反になってしまう4つのポイントについてみていきましょう。

2-1 プールに中に入る前は必ずシャワー

プールは必ずシャワーを浴びて、身体汚れを落としてから中に入るようにするのがマナー。

汚れてしまっているプールの中に入るのは誰でも気分がよいものではないですよね。

プールの水質を維持するためにも一人一人の心がけが大切なんです。

2-2 装飾品は外すようにする

指輪やネックレス、ピアスやメガネなどの装飾品を外さずにそのままプールに入ってしまうのはとても危険。

プールの中は周りの人たちとの距離がどうしても近くなってしまいます。

万が一接触してしまった場合や、水の中で外れてしまい裸足で踏んでしまった場合など、装飾品は相手にケガを負わせてしまう可能性があるんです。

大切なアクセサリーを水の中で無くしてしまったなんてことにならないように、プールに入る前には必ず外すようにしましょう。

2-3 お化粧などの身だしなみの注意

お化粧整髪料をしたそのままの状態でプールへ…ナイトプールなど一部の場所ではOKでも、泳ぐことが目的の公共のプールではもちろんルール違反です。

仕事帰りなど外出後にそのまま立ち寄る機会が多いジムのプールでは、ついついそのままという人が多いそう。

しかし、しっかりとメイクを取り、シャワーで整髪料を洗い流すしてからプールに入るという周りの人に対しての配慮がとても大切なんです。

また香水などの強い香りは、プールのような匂いがこもりがちの場所では特に相手に不快感を与えてしまいかねません。

プールに入ると事前に分かっている場合は、香水をあまりつけすぎないようにしましょう。

2-4 スマートフォン

どこにでもスマートフォンを持ち歩くことが当たり前の昨今。しかしプールでは持ち込み時自体が禁止されている場合がほとんどなんです。

更衣室の中でも、必要以上にスマートフォンの操作をしているとマナー違反。トラブルの原因となってしまう場合もありますので注意が必要です。

3 プールで泳ぐ時に守りたいマナー

pool-manners-04

3-1 使用するコースの選び方

公共のプールやジムのプールでは複数のコースが設置されており、それぞれ泳ぐレベルや使用目的によって分けられています。

例えば初級・中級・上級で別れていたり、一方通行と往復(ターンしてよい)コースで別れていたりとコースの分け方はさまざま。

また歩行専用のコースやフリースペースが設置されているプールも多いようです。

例えば、初級コースはまだ泳ぐのが苦手な人や25mを立ち止まりながらなら泳げる人、中級は25mをゆっくり泳ぎきれる人、上級は25mを早いペースで泳げる人など、自分の能力に合ったコース選びをすることが大切なんです。

自分の能力と合っていないコースで泳いでしまうと、接触などのトラブル原因となってしまうため、設置されている案内版などで事前にコースの特徴を確認するよう心がけましょう。

3-2 プールの中でのマナー違反

プールの中ではマナーを守らず自分勝手な行動をしてしまうと、相手にケガを負わせてしまったりとても危険。常に他者に気を配りながら利用することが大切なんです。

絶対やってはいけないのはプールへの飛び込み。また泳いでいる時に、前で泳いでいる人のペースが遅くて無理な追い越しをしてしまうことも、ケガの原因となる大変危険な行為です。

また、前述したコース選び方を間違えてしまい上級者コースで立ち止まったり、ターン禁止のコースでターンをするのもマナー違反となってしまいます。

プールの後はしっかりスキンケアをすることが大切

いかがでしたでしょうか。

公共のプールやジムのプールでは、誰もが気持ちよく使用できるようさまざまなルールがあります。

マナーを守らず使用してしまうと、トラブルやケガのリスクとなってしまうため必ず守るようにしましょう。

また、女性の方でプールに入った後の肌荒れが気になるという人はいませんか?これはプールの消毒ために使用されている“塩素”が原因と言われています。

塩素はプール後のシャワーだけでは完全には落としきない成分。しっかりと湯船に浸かることで塩素を落とすことができるんです。

プールの後はしっかりと入浴して塩素を落としてから乾燥防止のためにボディークリームを使用するなど、お肌のケアをしっかりすることをオススメします。

BACK