ピラティスとヨガってなにが違うの?徹底解説

近頃、良く耳にする「ピラティス」。

しかし、いまいちピラティスについてやヨガとの違いが分からない…。なんて方も多いのでは?

当記事では、そんなピラティスの事やヨガとの違いについて詳しくご紹介します。

 

近頃、TVなどのメディアを通して良く耳にする言葉「ピラティス」。

ヨガをかじったことのある方や関心のある方なら一度は耳にしたことがあるかもしれません。

しかし、ピラティスとヨガって何が違うの?と聞かれると、いまいちその違いが分からない…。なんて方も多いのだとか。

たしかに、一見、似ているように思えるピラティスとヨガですが、その2つには明確な違いがあります。

そこで今回は、そんなピラティスの効果やヨガとの違いについて詳しくみていくとしましょう!

1 ピラティスとは?

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ピラティスとは、一言で表すと「身体的機能を正しくコントロースして動かすエクササイズ」。

主にリハビリを目的とし、正しい姿勢を保ち、その筋肉を正しく使えるようにすることで、怪我の予防などにも期待できます。

現代では、プロのスポーツ選手が身体的なメンテナンスとしてピラティスを取り入れていることでも知られていますよね。

例えば、世界的ゴルファーのタイガー・ウッズ選手やメジャーリーガーのイチロー選手など…。錚々たる選手達がピラティスを取り入れているようです。

1-1 ピラティスの誕生

ピラティスは、ドイツの従軍看護師ジョセフ・ピラティスによって考案されたエクササイズ。

そもそもの始まりは、幼少期に自身の病弱な身体を改善するためだったとか…。

その後、第一次世界大戦で動けなくなった負傷兵のリハビリ目的として大活躍したピラティスは、1926年にアメリカ・ニューヨークのダンサーに受けいれられることで現在のピラティスへつながったようです。

1-2 ピラティスの種類

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マットピラティス

マットピラティスは文字通り、マットの上で行うピラティスエクササイズ。

安定した床にマットをひいてピラティスを行うため、初心者の方や気軽にエクササイズをしたい人には向いているかもしれません。

また、マットピラティスは重力に逆らい自分の体の重さを活用するようなエクササイズがメインとなるでしょう。

マシンピラティス

ジョセフピラティスが開発した専用の機械や器具を使用して行うピラティスエクササイズ。

代表的なピラティス機械としては以下の4種類。

  • リフォーマー
  • キャディラック
  • チェアー
  • バレル

これらの機械を使用することで、ピラティス初心者から上級者まで自分に合ったトレーニングを行うことができます。

2 ピラティスの3つの効果

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2-1 姿勢の改善

ピラティスは姿勢改善に効果的が期待できます。

現代社会において、スマホの普及やデスクワークなどの原因でどうしても猫背に悩まされているという方も多いのではないでしょうか。

猫背が原因で身体全体が歪んでしまい、辛い肩や首のこり、さらには腰痛などを引き起こす場合も…。

ピラティスを行うことで、インナーマッスルが鍛えられ体幹がしっかりするため、正しい姿勢を維持できるようになります。

その結果、猫背のように曲がった姿勢が自然と真っ直ぐな姿勢に。

同時に、姿勢を正すことで「血行不良、骨盤の歪み」を改善することができるので、辛い肩や首のこり、腰痛などが徐々に解消されていくのを感じられるようになるはずです。

2-2 怪我しにくい身体に

ピラティスを続けることで、怪我しにくい身体を作ることができる可能性があります。

多くの怪我の原因は、筋肉のバランスが取れていないことによって引き起こります。

例えば、普段の姿勢や歩き方、座り方など。正しく体を使えていないと筋肉や身体のバランスを崩し、怪我を招くことに…。

そうならないためにも、表面的な筋肉とインナーマッスルを均等にバランス良く鍛えることが大切です。

ピラティスを続けることで、そういった身体や筋肉のバランスを整え、怪我のしにくい身体を作ることができますよ。

2-3 ぽっこりお腹解消やダイエットにも◎

ピラティスは、ぽっこりお腹解消やダイエットにもうってつけといえます。

ピラティスは主に体幹を強化します。

体幹を鍛えることで、内部の内臓があるべき位置まで引き上がるため、自然とぽっこりお腹が解消されスッキリと引き締まったお腹に。

また、ピラティスは表面の筋肉だけでなく、身体の内部にあるインナーマッスルをくまなく使うため、他のエクササイズよりも効果的に基礎代謝を増加させることができます。

基礎代謝がUPすることで、なにもせずともカロリーが消費されつづけるため、太りづらい身体に。

その結果、自然とダイエット効果が得られますよ。

3 ヨガとの違い

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3-1 目的の違い

ピラティスとヨガではそもそも目的が違います。

冒頭でも述べたように、ピラティスは元々リハビリに基づいて作られたエクササイズ。

インナーマッスルを鍛え、体幹を安定させることで姿勢改善や身体のパフォーマンス向上、ケガの予防などを目的としています。

一方、ヨガはというと、呼吸や姿勢など…。心身の緊張をほぐし、精神的なリラックスを目的としたエクササイズになります。

このようにそれぞれ目的が異なります。

分かりやすくするために、ピラティスは身体的なエクササイズ、ヨガは精神的なエクササイズと覚えておくといいかもしれませんね。

3-2 呼吸法が異なる

ピラティスとヨガの大きな違いの1つに呼吸法があります。

ピラティスの呼吸法は、胸式呼吸です。

お腹をへこませた状態を意識し、横隔膜を十分に使って深く呼吸をことで、交感神経が活性化され自律神経を整える働きがあるといわれています。

自律神経が整うと、血液の循環が良くなり基礎代謝がUP。その結果、痩せやすい体作りが期待できます。

一方、ヨガで重視するのは、お腹で大きく息をする腹式呼吸。

腹式呼吸によって、副交感神経を活性化させ、自律神経のバランスを取ることで心をリラックスさせる働きがあります。

このように、ピラティスとヨガでは呼吸方法に大きな違いがあります。

3-3 アーサナ(ポーズ)が違う

ピラティスとヨガでは、アーサナ1つとっても違いがあります。

ピラティスの場合は、マットに横になった態勢でのアーサナが多いです。

お腹や背中など…。体側を下にして重力に逆らったアーサナを中心的に行うことで、インナーマッスルが鍛えられ、体全体を引き締めるような効果が期待できます。

一方、打って変わってヨガの場合は、マットに立ってアーサナを行うスタンディングポーズが一般的。

床から身体を離してアーサナをキープすることで、集中力やバランス力を養うのに向いています。

また、ヨガは瞑想や座禅をはじめ、アーサナをキープするといった「静」の時間が多いのに対し、ピラティスは流れるように動き続けながら精神の解放を目指「動」の時間が多いエクササイズです。

このようにアーサナ1つとってもピラティスとヨガには大きな違いがあったりします。

3-4 マットの厚みも違う

ピラティス用とヨガ用のマットでは、それぞれ厚みにも違いがあります。

ピラティスの場合は、少し厚めのタイプを選ぶのが一般的。

ピラティスではマットの上を転がる動作が多い為、クッション性が高い厚めのマットを選ぶことで背骨や座骨なども痛めにくくなります。

一方、ヨガは、バランスが取りやすい薄めのマットが向いています。

薄めのマットは床とマットの間の摩擦力が強いので、滑りにくく安定したアーサナ(ポーズ)ができるでしょう。

このようにピラティスとヨガでは向いているマットの厚みが異なります。

そのため、マットを使用する際は、エクササイズに向いているマットを使うようにするといいでしょう。

4 自分の目的にあったエクササイズを選ぶ

4-1 心と体の調子を整えてリラックスしたいという方はヨガ

心と体の調子を整えてリラックスしたいという方はヨガがおすすめです。

ゆっくりと呼吸を整えてながらポーズをとることで自律神経のバランスを整え、ストレスの改善やリラックス効果が期待できます。

さらに、ヨガのポーズは普段使わないような動きが多いため、凝り固まってしまった筋肉をほぐしてくれます。

その結果、肩こりなどが改善されたり、血液の巡りが良くなることで疲れ改善にも効果がありますよ。

4-2 ダイエットなどの体づくりならピラティス

ダイエットなどの体づくりが目的の方にはピラティスが向いています。

元々、リハビリ運動として誕生したピラティスは、骨格のゆがみを直し、正しい姿勢にすることで基礎代謝が上がるため、太りにくく痩せやすい身体作りにはもってこいのエクササイズといえます。

さらに、ピラティスを続けることでインナーマッスルを鍛えることができます。

インナーマッスルを鍛えることで、内側の体強さや姿勢の改善ができ、パフォーマンス向上やケガの予防にも期待できるため、プロのアスリートがトレーニングに取り入れるほどだとか…。

そのため、ダイエットなどの体作りを目的とされている方は、ピラティスを取り入れてみることをおすすめします。

どちらにしても継続することが大切

いかがでしたでしょうか?

今回は、ピラティスの効果やヨガとの違いについてご紹介させていただきました。

ピラティスとヨガは、一見似ている部分もありますが、アプローチが異なるエクササイズ方法です。

そのため、体験コースなどでそれぞれの違いを理解してから、自分の目的にあったエクササイズを選択するといいかもしれませんね。

ただし、どちらのエクササイズにしても継続して行うことがなによりも大切になってきます。

まずは、週に1度でも構いません。

続けてエクササイズを行うことで、徐々に理想に近づいていけるはずですよ。

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