市内の観光地へのアクセス抜群!パリの地下鉄(メトロ)についてご紹介

パリに観光へ行った時の移動手段はどうしたらいいか、特に初めて訪れるという人は迷ってしまいますよね。

パリではRER(高速鉄道)やバス、トラム(路面電車)といった交通機関が発達しているので、市内の主要な観光地を回る場合には不便さを感じることはないと思います。

その中でもっとも利用されていると言われているのが地下鉄(メトロ)

本日はパリの地下鉄について、路線についての特徴やチケットの種類、気をつけたいいくつかの注意点についてご紹介していきます。

1 パリの地下鉄(メトロ)の基本

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パリの地下鉄(メトロ)はパリ市内を網目状に走っており、有名な観光地アクセスがよいことから観光の移動手段としては欠かせない存在です。

14の路線約300の駅からなる巨大なプラットフォームであるパリのメトロ。運行時間は朝の5時台から深夜0時台までと日本の地下鉄とあまり変わらないのが特徴。

運転間隔も最長でも約10分と短く、メトロからバスや高速鉄道への乗り換えも容易に行えるところが魅力的なんですね。

2 メトロにある14種類の路線について

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2-1 1号線

パリの中心部を東西に横断して運行しているのが1号線。

ルーブル美術館凱旋門コンコルド広場シャンゼリゼ通りなど、有名な観光地を網羅している路線なので観光客の乗車率が高い路線です。

2-2 2号線

パリの北部から西側に半円を描くように続いているのが2号線。

こちらも凱旋門への最寄駅がある他、サクレ・クール寺院のあるモンマルトルの丘へも行きやすい路線です。

2-3 3号線

パリの北部を東西に走るように続いているのが3号線。

オペラ座の怪人の舞台でも有名なオペラ座に行くにはこの路線が便利。

2-4 4号線

パリの真ん中あたりを南北に走っているのが4号線。

ノートルダム寺院があるシテ島を通る唯一の路線がこちらになります。

2-5 5号線

パリの東部を南北に通っているのが5号線。

高速鉄道と連結している駅が多いため、地方やフランス国外からきた人がよく利用する路線ですね。

2-6 6号線

パリ南部を半円状に走っている6号線。

始発駅が凱旋門の最寄駅から始まり、パリの象徴であるエッフェル塔に行くにはこの路線が便利です。

2-7 7号線

パリ南部から北東部へ湾曲した形で走っているのが7号線。

こちらもオペラ座ルーブル美術館と行った人気の観光地へ行きやすい路線となっています。

2-8 8号線

パリの中心部を弧を描くように走っている8号線。

バスティーユ地区やマドレーヌ寺院コンコルド広場を通る観光に大変便利な路線。

2-9 9号線

パリ中心部を東西につなぐ9号線。

8号線と少し似た区間を走る9区ですが、穴場と言われるサンマルタン運河に行くのに便利な路線です。

2-10 10号線

パリの南部を東西に横断するように走っている10号線。

ドーバー海峡に面する海沿いのブローニュ地方まで続いている路線です。

2-11 11号線

パリの中心部を北東に結ぶ11号線。

他の路線に比べ短いという特徴があり、ベルヴィルやピレネーといった下町のパリを感じることのできる路線です。

2-12 12号線

パリ中心部を南北にまたがって伸びる12号線。

こちらもモンマルトルの丘マドレーヌ寺院コンコルド広場など観光に便利な路線となっいます。

2-13 13号線

こちらもパリ中心部を南北に続いているのが13号線。

12号線に似た駅を通る路線で、シャンゼリゼ通りに行くにはこちらの路線が便利です。

2-14 14号線

パリの中心部のみ南北に走る短い路線である14号線。

国鉄であるリヨン駅を通る路線で、唯一自動運転が導入されている路線なんです。

3 パリのメトロの料金の仕組み

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パリのメトロと日本の地下鉄ではいくつか異なる点がありますが、ここでは大きな違いの1つである料金体系について詳しく見ていきましょう。

3-1 ちょっと知っておきたいゾーン(ZONE)の考え方

パリの交通機関は中心部からの距離によって料金設定が決めれる、ゾーン(ZONE)という区間制が採用されているんだとか。

バスや路面電車、高速鉄道など利用する際は、1から5まであるゾーン(ZONE)の中で目的地となる区間までの切符を購入して乗車します。

ただし、地下鉄(メトロ)だけはこのゾーン(ZONE)に左右されず、全駅全区間どの駅でも均一金額なんです。

メトロから他の交通機関に乗り換えを行う時には、このゾーン(ZONE)による料金の変動が発生するので注意するようにしましょう。

3-2 パリの交通機関の切符の特徴

パリの交通機関で使われている切符には、同じ切符を使って他の交通機関へ乗り換えをすることが可能という特徴があります。

ただ、そこにはいくつかのルールがあり、交通機関の組み合わせによっては乗り換えが不可の場合があるなど、少しややこしい部分もあるんだとか。

いくつかの切符の種類とその特徴について見ていきましょう。

3-2-1 Ticket t+(ティケプリュス)

Ticket t+(ティケプリュス)はパリ市内のメトロ、交通機関で使えるベーシックな切符。

同じ乗り物間以外の乗り換え(例えばメトロからバス、メトロから路面電車)ができないところが特徴です。

3-2-2 Mobilis(モビリス)

Mobilis(モビリス)は好きなゾーン(ZONE)を選択して購入すれば、1日の間はその有効なゾーン内であれば乗り放題で使える切符。

こちらはメトロだけでなく、バスや路面電車、高速鉄道など全ての交通機関への乗り換えも可能です。

3-2-3 Paris Visite(パリ・ヴィジット)

Paris Visite(パリ・ヴィジット)はゾーンの選択に加え、日数も1、2、3、5日の中から好きな日数が選べる切符。

こちらも指定したゾーン内であれば、全ての交通機関へ乗り換えが可能。複数日に渡って観光をする人にオススメです。

4 パリのメトロでの注意点

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4-1 出口改札での切符の処理

パリのメトロでは日本のように出口改札で使用済みの切符が回収されることがないんだとか。

出るときは回転レバー式または自動ドアから出て行きますが、使用済みの切符は自分で処理することになります。

改札から出る時に不安にならないように、また使用済みと未使用の切符が混在しないように注意が必要です。

4-2 乗り越しは清算がない

日本の電車には区間外まで移動してしまった時に、料金を後清算できる「乗り越し清算」がありますよね。

パリの交通機関ではこの乗り越しによる後清算が一切不可となっており、行ってしまうと罰金の対象となってしまうため注意が必要です。

また、駅構内や電車車内では検札員と呼ばれる駅員さんから、抜き打ちで切符の確認を求めらる場合もあるんだとか。

この時、切符を所持していなかったり、ゾーン区間外の切符しか所持していない場合にも不正乗車とみなされ罰金の対象となるので気をつけるようにしましょう。

4-3 メトロ内の治安について

実はパリのメトロ内にはスリが多発しており、あまり治安がよくない区間もあるそうです。

特に日本人は現金を持ち歩くイメージが定着しているらしく、1番線内では日本語でスリの注意喚起を促すアナウンスがなされるほどなんだとか。

日本と同様の感覚でパリのメトロを利用してしまうとトラブルに巻き込まれてしまうなんて場合も…。十分周りに注意を払いながら利用するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

パリ市内の主要部を結ぶ地下鉄(メトロ)。特に観光地を巡るには大変便利な交通機関であり、多くの観光客にも利用されているのが特徴です。

日本の地下鉄とはちょっとだけ違うルールがあり、バスや路面電車など他の交通機関との乗り換えが可能など、便利な部分がある反面、切符の種類や選び方など少し迷ってしまう部分があるかもしれません。

パリに観光へ行く予定の方は、ぜひ本記事で紹介したメトロの特徴や日本の地下鉄との違いについて参考にしてみてはいかがでしょうか。

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