大切な人に贈る感謝の気持ち。フランス、パリで行う花に関する習慣とは?

フランスの人にとって花とはとても身近な存在。フランスやパリの文化としてもそうですが、日常の中にもしっかりと花との暮らしが溶け込んでいるのが見受けられます。

日本人とは少しだけ花に対する感覚に違いがあるとも言われていますが、具体的などのような差異があるのでしょうか。

本日はフランス、パリの人と花との関係性や季節のお花の種類、おすすめのスポットまでご紹介していきます。

1 パリやフランスにとって花とは?

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1-1 日常的に花を送る習慣

皆さんは家の中に花を飾ったり、大切な人に花を贈るのはどんなタイミングが多いですか?

記念日などの特別な日に贈ったり、飾ったりするものとして花を考えている人が大半ではないでしょうか。

フランス、パリの人にとって”花を贈る”や”花を飾る”といった行為はもっと身近なこと。

特別な日でなくても部屋の中には花を飾り、挨拶するように相手に花を贈る。フランスにはそんな素敵な風習が根付いているんですね。

1-2 お花屋さんの数の多さ

フランスやパリ市内でもとにかくお花屋さんの多さが目を引きます。

ヨーロッパでは日曜日にはほとんどのお店、大型のスーパーでさえお休みして店を閉じてしまう中、お花屋さんだけは営業しているそうです。

これは日曜日に友人や知人の家に遊びにいった時に、贈るお花を買う場所がないと困るからといった理由からなんだとか。

また、フランスでは頻繁にお花の贈り物をするため、日本よりずっと安い値段でお花を購入できることも魅力の1つ。

このような側面からも、フランス、パリの人とお花の密接な関係性が見えてくるのではないでしょうか。

2 フランスの花を贈る記念日

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フランスにも大切な人にお花を贈る特別な日というものがあります。

有名なのが毎年5月1日に行われるミュゲ(muguet)の日

ミュゲとはすずらんのこと。白くよい香りのするこの花は”愛の花”とも呼ばれ、新しい季節の訪れを告げてくれる花なんです。

5月1日にはこのすずらんを愛する人や親しい人に贈りあう風習が19世紀ごろから続いているんだとか。

また、日本で母の日にカーネーションを贈るように、フランスでも同様に母の日にはお花を贈る習慣があります。

ただし贈る花はカーネーションではなく、バラユリ、芍薬をブーケの形にあつらえて贈ることが多いそうです。

3 フランスを彩る花たち

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フランスでキレイなお花を見ようと思ったら、春から夏にかけての季節がオススメ。

お花の種類と鑑賞できる場所について詳しく見ていきましょう。

3-1 サクラ

日本以外でもサクラを見るとことができるのをご存知でしたか?

パリのエッフェル塔の近く、シャン・ド・マルス公園セーヌ川沿いには春になるとたくさんのサクラが咲き乱れています。

お休みの日には”パリ風のお花見”をしているところを見ることができるかもしれませんね。

3-2 ミモザ

フランスで春の花と言えばこのミモザが有名ではないでしょうか。

3月くらいにお花屋さんでミモザを見かけると、パリの人は春の訪れを感じるんだそうです。

南フランスの暖かい地域でよく見られるミモザ。プロヴァンス地方でよく育つそうで、山という山がミモザの黄色で染まるその姿はとてもキレイなんだとか。

3-3 ラベンダー

6月下旬になると、南フランスのローヌ川の東側に広がるラベンダー畑の季節がやってきます。

ラベンダーをひと目見ようと国内外からたくさんの観光客が訪れるそうで、夢のような景色と形容されているんだとか。

奥まで広がる広大なラベンダー畑はまさに圧巻。一度でいいから見て見たいものですよね。

4 パリにあるお花が見れるオススメの公園

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パリでキレイなお花をたくさん見ようと思ったら「Parc Floral de Paris(パリ花公園)」がオススメです。

パリ12区のヴァンセンヌの森の中にあるこの公園には、約8,000種の植物が植えられています。

5月から6月にかけてはアイリス、5月から9月の終わり頃までゼラニウム、6月と7月にはアスチルベ、6月から10月にかけてはペラルゴニウム、8月から10月までがダリアなどなど…。

季節によって様々なお花を楽しむことができるスポットなんですね。

5 たくさん開催されるお花のイベント

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フランスではたくさんのお花に関するイベントが開催されています。

特に有名なのがニースで開催される「ニースカーニバル(Nice Carnival)」。

別名「花合戦」と呼ばれるこのお祭りはもともと謝肉祭として始まったのが最初で、今は巨大でカラフルな山車が街中を進行するヨーロッパの3大カーニバルの1つなんだとか。

カーニバル女王たちが山車に乗り込みミモザガーベラなどの花を観客に向けてどんどん投げていきます。

その花たちは縁起物とされているため、観客の間で起こる奪い合う様から“花合戦”と呼ばれるようになったそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

本日はフランス、パリの文化に密接に関係しているお花についてご紹介しました。

日本に比べると日々の生活に花が深く根付いているフランス、パリですが、ちょっとした感謝の気持ちをお花を渡すことで伝えられるなんて、とっても素敵ですよね。

また、お花を贈る習慣やお祭りなど、古くからお花とフランス文化の関係性が続いていることを示しているのではないでしょうか。

本日紹介した、パリやフランスの綺麗な花を見ることができるオススメのスポットについて、ぜひ観光地を決める参考にしていただけますと嬉しいです。

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