皆さんはエクササイズをする際、何か器具を使用することはありますか?
今回ご紹介するのはフラフープについて。子供の遊び道具というイメージが強いですが、実はエクササイズの器具としても人気があるんです。
フラフープを使用することで、どのような効果を得ることができるのか、適切な使用方法などと合わせてご紹介してきます。
目次
1 フラフープにはどんな効果がある?
フラフープは自宅など、場所を選ばず楽しめるエクササイズ器具。
期待できる効果としては以下が挙げられます。
- 脂肪燃焼
- 基礎代謝の向上
- 骨盤矯正
- 腰痛予防
- 便秘改善
- むくみ解消
- くびれ効果
それぞれの効果について詳しく見ていきましょう。
1-1 脂肪燃焼
フラフープを使用して行うエクササイズは、ウォーキングや水泳などと同様に有酸素運動。そのため、脂肪を燃焼させる効果が期待できるんです。
有酸素運動は継続的に行うことで脂肪を燃焼させることができますが、他の運動と比較しても手軽に始められ、また体への負担が少ないのがフラフープのメリットなんです。
1-2 基礎代謝の向上
フラフープをすることで基礎代謝の向上にも期待できるんです。
基礎代謝が上がると、痩せやすく太りにくい体質に体が変化していきます。フラフープで腰周りを鍛えることで、体幹とインナーマッスルのトレーニングにもなり、結果筋肉量が増加し基礎代謝の向上に繋がるんです。
1-3 骨盤矯正
フラフープを使用したエクササイズは、自然に骨盤を矯正しぽっこりお腹を治してくれる働きをしてくれるんです。
日頃から意識していないとなかなかキレイな姿勢というのは保てません。姿勢が悪いと骨盤が歪んでしまい、内臓が押し出されることでお腹がぽっこり見えてしまうんです。
フラフープを回す時に必要な均等な動きは、骨盤矯正に効果的と言われています。
1-4 腰痛予防
腰回りの筋肉が衰えることで腰痛になってしまうと言われています。
フラフープをは腰回りを鍛え腰の痛みを軽減してくれるため、腰痛予防としてもぴったりのエクササイズなんです。
1-5 便秘改善
お腹を前後に動かすフラフープには、お腹のマッサージ効果も。そのため、腹部に刺激を与え大腸の動きを活発することで便秘の改善の効果もあると言われています。
便秘になると体の中に老廃物が溜まってしまうので大腸の動きが鈍くなって代謝が悪くなってしまいます。
他にも便秘が解消することで、お肌のコンディションが整うなど美容効果も期待できるんです。
1-6 むくみ解消
フラフープにはむくみ解消の効果がることをご存知でしょうか?
フラフープは落ちないよう踏ん張りながら行うことで股関節が自然と動きます。この股関節を動かす動作がリンパの動きをよくし、体内の老廃物を循環させることでむくみの解消に効果があるんです。
1-7 くびれ効果
くびれを作るには「腹斜筋」と呼ばれるお腹の両サイドの筋肉を鍛える必要があると言われています。
フラフープを使用したエクササイズは、お腹の位置で回り続けることでこの腹斜筋を刺激し美しいくびれを作ることできるんです。
普段の生活や普通の筋トレでは腹斜筋を鍛えるのは難しい箇所。くびれを作るためのメニューとしてフラフープを取り入れてみるのもおすすめです。
2 フラフープの使い方は?
2-1 どのように回せばよい?
実際にフラフープを回す時の手順を簡単にご紹介します。
正しい回し方の手順としては、
- フラフープをくびれができる位置に持ってくる
- 右回りで約5分ほど腰を中心にして回す
- 少し時間をおいてから左回りで5分ほど回す
右回りと左回りの間は2〜3分ほど休憩をするようにしましょう。
これを大体2セット程行うのが基本。
慣れないうちは継続して回るのが難しいかもしれませんが、根気よく続けいくのが大切。慣れてきたらセット数を増やしてみたり、回すスピードをあげて見るのもよいかもしれませんね。
2-2 フラフープを回すときのコツ
フラフープは簡単そうに見えて回し続けるにはなかなかコツがいるもの。
うまく回せないと言う方はぜひ以下を参考にしてみてください。
まず回す時の姿勢ですが、足を肩幅程度に開きフラフープを回す方向と同じ側の足を少し前へ出します。
- 腰を前後に動かすようなイメージ
- 姿勢をまっすぐにする
- 膝を軽く曲げる
- ゆっくりと呼吸をする
- 胸より上を動かないようにする
などを意識して行うとうまく回せるのでぜひ試してみてはいかがでしょうか。
3 フラフープを使用する時の注意点
3-1 頻度はどれくらい?
フラフープを使用したエクササイズは、どの程度の頻度で継続すればよいか迷ってしまいがち。
実はフラフープも他の有酸素運動とおすすめの頻度はさほど変わりません。
目安として週に3〜4日のほどの頻度で無理なくやっていくのがおすすめなんです。
3-2 フラフープの注意点
フラフープを使用する時に注意したいのが、体に負担をかけすぎないこと。
慣れてくるとついつい回しすぎ、やりすぎてしまうのがフラフープ。無理をして回し過ぎてしまうと内臓にダメージを与えてしまう可能性があります。
フラフープはあくまで無理のない範囲で行うのがおすすめ。もちろん腰痛や筋肉痛がある時使用を避けるようにしましょう。
4 フラフープの選び方
フラフープにもいくつか種類があり、実際に購入使用とした時は迷ってしまいますよね。
直径や重さなど、用途やエクササイズの種類によって選ぶのが一般的ですが、おすすめは「組み立て式」のフラフープ。
どうしても収納時に場所をとってしまうフラフープですが、組み立て式の場合収納や持ち運びにも最適なんです。
また、用途によってサイズ調整が可能な「可変式」のフラフープもおすすめです。
楽しくフラフープを続けていくために、好きな色やデザインのものを選ぶという方法でもよいかもしれませんね。
まとめ
今回はエクササイズとしても人気が集まっている、フラフープついてご紹介しました。
フラフープは手軽に体に負担をかけずに始められるエクササイズ。子供の頃に楽しみながらやっていた遊びが、そのまま健康や美容に効果があるのは嬉しいですよね。
少しのスペースがあれば自宅でも始められるフラフープエクササイズ。ぜひ本記事を参考に初めてみてはいかがでしょうか。