冬でもぽかぽか!ホットドリンクを飲むことで得られるメリットとは?

冬が本格的に始まり気温がグッと下がってくると、体を芯から温めてくれるホットドリンクが重宝されます。

実はホットドリンク中には、飲むだけで美容や健康に様々なメリットを与えてくれるものもあるんです。

体を温めることも大切ですが、ホットドリンクの持つ効果について少し気にしてみるのもよいかもしれませんね。

今回はホットドリンクを飲むことで得られる効果からおすすめのレシピまで詳しくご紹介していきます。

 

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1 ホットドリンクを飲むメリットとは?

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ホットドリンクは飲めば体温を上昇させ、体の内側からポカポカと温めてくれますよね。

しかしホットドリンクを飲むことで得られるメリットはそれだけではないんです。

ここでは体を温めてくれる以外の効果について詳しく見ていきましょう。

1-1 血行を促進させて冷え性を改善

温かい飲み物には血行を促進させる効果があると言われています。

血行が滞っていると体の末端まで熱が伝わらず、冷え性の原因になってしまうなんてことも。

ホットドリンクを飲むことで、血管が拡張し血液循環を促すことで冷え性の改善が期待できます。

1-2 基礎代謝を上げてダイエット効果を高める

冬は夏に比べると内臓が冷えやすく基礎代謝が下がってしまいがち

ホットドリンクを飲んで内臓の温度が上がれば、それだけでも基礎代謝を上げることできると言われています。

基礎代謝の向上はいわゆる”痩せやすい体質”に体を変化させることができ、高いダイエット効果を得られるかもしません。

1-3 質のよい睡眠がとれる

“寝る前に温かい飲み物を飲むとなんだか寝付きがよい”。そんな経験をしたことはありませんか?

自律神経が休まりリラックスした状態でいる時、人は良質な睡眠をとることができます。

就寝前にホットドリンクを飲むと、この自律神経のバランスを整えことができると言われています。

ただし、カフェイン入りの飲み物だと、逆に眠りの妨げとなってしまう場合もあるので注意です。

1-4 免疫力のアップさせ病気にかかりにくくなる

実は体温が1℃下がるだけで体の免疫力が約30%も落ちてしまうということをご存知でしたか?

ホットドリンクを飲むことで得られる血行促進の効果。

その効果と付随する形で血液内の白血球の働きを活性化させることができ、結果として免疫力を向上させることができると言われています。

少し風邪を引いてしまったなと感じた時は、まずホットドリンクで体温を上昇させることに努めてみてはいかがでしょうか。

2 飲むと逆効果?避けた方がよいホットドリンク

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ホットドリンクの中には飲むことで逆に体を冷やしてしまう場合もあるんだとか。

飲んだ直後は体が温まったように感じるかもしれませんが、その後どんどん下がっていってしまうなんてことも…。

ここでは体を温める時にはあまりおすすめできないホットドリンクについて見ていきましょう。

2-1 ホットミルク

ホットミルクには飲むことで”睡眠を促してくれる作用”があるため、体を温めてくれる飲み物として勘違いされがちなんだとか。

しかし牛乳自体には体を温めてくれる成分は含まれていないため、その温かさはほんの一時的なものと言われています。

ホットミルクを飲むときは、ココアやシナモンなど体を温める成分が入っているものと混ぜて飲むのことをオススメします。

2-2 カフェイン入りの飲み物

コーヒーや緑茶といったカフェイン入りの飲み物には注意が必要なんです。

カフェインは過剰に摂取しすぎると、熱をどんどん逃し体を冷やしてしまう作用があると言われています。

またカフェインには利尿作用もあり、体の外に水分を排出するたびに熱も一緒に逃げてしまうことも冷えの要因のひとつなんだとか。

ただカフェイン自体には血管を拡張して血行を促す効果があるので、適切な量を摂取することは冷え対策には効果的

ついつい飲みすぎてしまうコーヒーなどカフェインの摂取には気をつけるようにしましょう。

3 効果的な成分が含まれたホットドリンク

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ホットドリンクを飲む時は、体を温めてくれる成分や健康効果があるものを選ぶとさらに効果的なんです。

例えば、体を温めたい時には”ハーブティー”や”ココア”がオススメ

ハーブには血行を促してくれる成分が含まれている種類も多く、またココアに含まれたカカオポリフェノールには血管を拡張して末端まで血流を促してくれる効果があると言われています。

また、甘酒は「飲む点滴」と呼ばれているほど栄養価が高い飲み物だということをご存知でしたか?

甘酒にはビタミンやミネラルなど、9種の必須アミノ酸が含まれています。美容や健康をサポートする飲み物としては理想的と言えるかもしれませんね。

体を温めるために好きなホットドリンクを飲むのもよいですが、栄養や効果によっていつもと違う飲み物を選んでみてはいかがでしょうか。

4 ホットドリンクのおすすめレシピ

4-1 ホットレモネード

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普段は冷たいままで飲むレモネードも、寒い時はホットで飲むのもオススメ

レモネードは風邪予防にも効果があると言われている”ビタミンC”が豊富なところが魅力なんです。

【ホットレモネードの作り方】

  1. レモンを薄切りにします。
  2. カップにレモンの果肉とレモン汁、はちみつを入れ少しおいておきます。
  3. お湯を注ぎ、よくかき混ぜたら完成です。

4-2 ホットジンジャー

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冬の寒い時期の定番ホットドリンクとも言われてるホットジンジャー。

ショウガに含まれる”ショウガオール”という成分には新陳代謝を向上させ、体を温めてくれる効果があると言われています。

【ホットジンジャーの作り方】

  1. 薄切りにしたショウガに砂糖、はちみつを加えてます。
  2. 水分が出てきたら、1カップ水を加えたら火にかけていきます。
  3. 10分ほど煮詰めると「ジンジャーシロップ」ができあがります。ジンジャーシロップをお湯で割れば完成です。

4-3 ほうじ茶ラテ

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よくカフェなどで見かけるほうじ茶ラテも自宅で簡単に作ることができます。

ほうじ茶はカフェイン量が少ないホットドリンク。リラックス効果があると言われている”テアニン”という成分が多く含まれているので、一息つきたい時にはオススメなんです。

【ほうじ茶ラテの作り方】

  1. ほうじ茶の茶葉を鍋に入れ、全体が浸かるくらいの水で煮ていきます。
  2. ミルクを入れ少しかき混ぜていきます。この時、沸騰しすぎないように注意してください。
  3. 最後に茶こしで茶葉をこしたら完成です。

まとめ

今回は冬の寒い季節にこそ飲みたいホットドリンクについてご紹介しました。

ホットドリンクは体を温めたい時に飲むという人が多いようですが、睡眠の質をあげたり、免疫力を高める、代謝向上などそれ以外にもメリットがたくさんあると言われています。

ただし、中には体を冷やしてしまうホットドリンクもあるので注意が必要。ホットドリンク選びは効果や成分をよく確認してから選ぶとよいかもしれませんね。

これから冬本番。ぜひ本記事で紹介したおすすめのホットドリンクレシピにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

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