シャツやスカートなど定番のアイテムでもよく使用される素材「麻(リネン)」をご存知ですか?
通気性がよく、その涼しげな風合いから夏の衣服としてとても人気の繊維ですが、意外とその特徴について知らない人も多いのではないでしょうか。
本日はHUITIEME(ウィッテム)のアイテムでも使われている麻について、定番アイテムを紹介するとともにその特徴や種類、麻素材の洋服の洗濯方法までご紹介していきます。
目次
1 そもそも麻とは?
1-1 たくさんの種類がある麻
麻とは植物から取れたいわゆる”天然繊維”のひとつ。
よく「リネン」という名称で呼ばれることもあるこの素材ですが、実は麻とひとことで言ってもも20種類以上の種類があることをご存知でしか?
採取される植物によって名称は異なる麻素材、よく使われているリネンもそのひとつの種類にすぎません。
代表的な種類として、「亜麻(リネン)」「苧麻(ラミー)」「大麻(ヘンプ)」などがあり、それぞれ違った質感や強度などの特徴を持った素材なんですね。
1-2 麻ってどんな素材?
麻素材が夏の衣服でよく使用される理由は、”吸水性”と”発散性”の高さではないでしょうか。汗をたくさんかく季節でも、さらっと着こなせる肌触りや清涼感が持続するといった特徴が人気の秘密。
また、他の繊維と比べても強度がある素材であり、洗濯を繰り返しても傷みにくい素材と言われています。
しかし、麻の素材はシワになりやすくアイロンをかけてもなかなか伸びにくいというデメリットも…。洗濯や保存方法には十分注意するようにしましょう。
2 麻素材の定番アイテム特集
夏の衣服によく使われている麻素材。具体的にどのようなアイテムで使用されているか見ていきましょう。
今シーズンのHUITIEME(ウィッテム)のアイテムでも使用されているんです。
2-1 LINEN TUNIC SHIRTS
HUITIEME(ウィッテム)の麻素材のシャツ「LINEN TUNIC SHIRTS」。
麻素材を使われているアイテムと言えば、まずシャツを思い浮かべる人が多いのではないでしょうか。
清涼感があり通気性がよい麻はシャツにぴったりの素材。ナチュラルな風合いを感じることのできるアイテムは、コーディネートに品のよさをプラスしてくれますね。
2-2 LINEN PULL OVER
HUITIEME(ウィッテム)のもう1種類ある麻素材のシャツ「LINEN PULL OVER」もご紹介します。
胸のポケットがワンポイントのさらっと着こなせる麻シャツ。少し大きめのサイズのシャツをコーデに合わせてみてはいかがでしょうか。
2-3 CROCHET PAPERHAT
HUITIEME(ウィッテム)の今シーズンのアイテム「CROCHET PAPERHAT」は麻素材を使ったハット。
麻らしい濃いめのベージュとクールで大人っぽいブラックの2色で展開されています。あなたはどちらの色がお好みですか?
3 麻アイテムの洗濯方法は?
前述しましたが、麻はシワになりやすい特徴があるなど、洗濯するときにはいくつか気をつけたいポイントがある素材です。
麻素材は一般の家庭用洗濯機で洗うのを控え、”つけおき洗い”する方法がオススメ。
もともと汚れが落ちやすいく、強度も高い素材なので繰り返し洗うことで柔らかさも増し、白い生地もさらに白くなっていくという強みがある麻素材。しかし裏を返せば、白系以外の衣服の場合は色あせしやすく、白く変化しやすいという欠点でもあります。
衣服の色あせを防ぐためにも麻素材を洗濯する際は”つけおき洗い”をする方がよいでしょう。
また、洗濯機の脱水にかけてしまうと絞りジワがついて取れなくなってしまう場合も。少し乱暴に感じますが麻素材のアイテムの絞りジワをなくすためには、濡れて水が滴った状態のまま干すとよいと言われています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
本日は夏のアイテムに人気の麻素材についてご紹介しました。
シャツやスカートなど定番アイテムでもよく使用される麻素材。リネンやラミーなど、実はたくさんの種類がありそれぞれ質感や性質が異なります。
吸水性に優れ、ナチュラルな風合いやしゃり感があるメリットがある一方、シワになりやすく白っぽく変色してしまう場合もあるため、洗濯するときには十分に注意が必要です。
麻素材のアイテムに興味を持った方、お買い物の際ぜひ今回の記事を参考にしてみてくださいね。