ヘアオイルの種類や効果、おすすめの使い方について徹底解説!

“いつまでも美しい髪でありたい”。女性なら誰しもがそう思ってしまうもの。

トリートメントやヘアパックなど色々なヘアケアを実践している方が多いとは思いますが、これからの乾燥しがちな秋や冬に特におすすめしたいのが「ヘアオイル」です。

ヘアオイルがなんとなくダメージケアには良さそうとは分かっていても、正しい使用方法やその効果については意外と詳しく知らない方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなヘアオイルについて、特徴や効果、基本的な使い方まで詳しくご紹介していきます。

 

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1 ヘアオイルの効果や種類

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1-1 そもそもヘアオイルって?

ヘアオイルとは主な成分が油分の髪の毛のケアには欠かせないアイテム。その最大の特徴といえば”保湿効果”。

髪の毛は乾燥が進んでしまうと質感がどうしてもパサパサになり、枝毛や切れ毛が気になってしまいますよね。

髪に潤いを与えるためによく行われるヘアケアと言えば”トリートメント”が有名ですが、スキンケアと一緒で潤いを補給してもそのままの状態にしておくと内側の水分がどんどん蒸発していってしまうんだとか。

そんな時に水分が蒸発しないように蓋の役割をしてくれるのがヘアオイルなんです。油分で髪の毛をコーティングすることによって髪の毛の水分の蒸発し乾燥することを防いでくれる効果があるんだとか。

つまりヘアオイルとは、スキンケアで言う所の乳液のような役割を担ってくれていたんですね。

1-2 ヘアオイルの効果とは?

ヘアオイルの保湿効果については前述しましたが、実はその他にも嬉しい効果がたくさんあるんです。

まず1つが「バリア効果」。

実は髪が傷んでしまう原因は、紫外線の影響やエアコンの影響、毎日のドライヤーからの熱など外から受ける刺激によるところが大きいんだとか。

ヘアオイルには髪をオイルコーティングすることで、外部の刺激から髪を守ってくれるダメージ予防の効果があると言われています。

もう1つが「髪にツヤを与えまとまりやすくしてくれる効果」。

ヘアオイルをつけることでツヤツヤとした質感を与えてくれるだけでなく、髪の毛の水分量をキープすることでまとまりやすくスタイリングがしやすいという嬉しい効果も期待できます。

朝に髪の毛がまとまらず苦労している方は、ぜひヘアオイルを試してみてはいかがでしょうか。

また、ヘアオイルは香料が使用されているものがほとんどなので、付けるととても良い香りがしてリラックス効果も期待できます

好きな香りという観点でヘアオイルを選んでみるのも良いかもしれませんね。

2 ヘアオイルの種類

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ヘアオイルの種類は大きく鉱物性オイル植物性オイルの2つに分けることができます。

それぞれの特徴について見ていきましょう。

2-1 鉱物性オイル

鉱物性オイルとは”鉱物油”とも言い換えられ、石油などから工業製品を作った際に出る廃油を精製し不純物を取り除いた油のこと。

廃油と聞いてあまり良い印象を受けないかもしれませんが、鉱物油は低刺激で肌に浸透しづらく外からの刺激を防いでくれるという特徴を持っているので、傷口を守る時に病院などで使用される”ワセリン”やベビーオイルなどにも使用されている油なんです。

つまり髪の毛に使用する鉱物性オイルは、高い保湿効果に加え外の刺激から髪を守るってくれる高い効果がるんですね。

2-2 植物性オイル

植物性オイルとは椿油やオリーブオイル、ホホバオイルなど植物の実から採れた油のこと。

鉱物性オイルと違い肌に浸透しやすい特徴があり、保湿に加え髪に栄養成分を与えてくれるのでいわゆるダメージケアをしたい時におすすめなのオイルなんです。

ただし、植物性オイルは酸化しやすいので長期間の保存が難しく値段も高額なものが多いと言われています。

3 ヘアオイルの基本的な使い方

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皆さんは正しいヘアオイルの使用方法をご存知ですか?

ヘアオイルを使用する時のポイントは「使用量」「使用するタイミング」「使用する箇所」の3つと言われています。

3-1 ヘアオイルの適切な使用量は?

皆さんは1度にヘアオイルをどれくらい使用しますか?

ヘアオイルの使用量は思っているよりも少なめ、ショートヘアの場合は1滴程度、ロングの場合でも3滴程度で十分と言われています。

手のひらにオイルを伸ばしてから髪に馴染ませていきますが、手のひらのオイルが沢山残ってしまうようならもう少し量を減らしても良いかもしれません。

あまりヘアオイルをつけすぎるとベタベタとした見た目になってしまうので注意が必要です。

3-2 ヘアオイルを使用するベストなタイミングは?

ヘアオイルを使用する1番効果的なタイミングはお風呂上がりにタオルドライをした後の髪が濡れている状態と言われています。

髪は濡れると表面部分であるキューティクルが開いている状態になり、ヘアオイルに含まれる有効成分が浸透しやす状態なんだとか。

特にダメージ補正の成分を多く含んでいる植物性オイルを使用するときにはこのタイミングがおすすめです。

また、髪の毛がまとまらない朝などに鉱物性オイルを少し馴染ませるとグッとスタイリングがしやすくなるので、試してみてはいかがでしょうか。

3-3 ヘアオイルはどこにつけたら良い?

ヘアオイルは髪の毛全体に揉み込むように馴染ませていくのが基本的な使い方。

ただ、髪の毛で最もダメージを受けやすく枝毛や切れ毛などが起こりがちな箇所は、毛先から全体の半分くらいの長さまでと言われています。

ヘアオイルは表面を撫でるだけでなく、特にダメージを受けやすい毛先から中心部を中心に使用するのがおすすめの方法。

また、頭皮にあまりたくさんのオイルがついてしまうとベタつきが気になる場合もあるので避けたほうが良いかもしれませんね。

まとめ

今回は髪の毛のケアでぜひ使用したヘアオイルについてご紹介しました。

ヘアオイルの効果は何と言っても”保湿効果”。髪の毛の潤いを閉じ込めることでパサつきや枝毛、切れ毛などを防いでくれます。

また、髪の毛をオイルでコーティングすることで外部からの刺激やダメージを未然に防いでくれる効果も期待できるんだとか。

あまりつけ過ぎてしまうとベタベタとした印象を与えてしまうため、使用するときには量や使用する箇所、タイミングに気をつけながら使うとさらに効果的です。

ヘアオイルを選ぶ際に迷ってしまったら、本記事で紹介した内容を参考にしていただければ幸いです。

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