かっこよく美しい。憧れのフランス女性について徹底解説!

皆さんは”フランス人女性”についてどのようなイメージを持っていますか?

いわゆる映画に出てくる「パリジェンヌ」のようにおしゃれでスラっと美しく、どこか凛としたかっこよさを持っている…

ついそんな魅力的な雰囲気があるような女性像を想像してしまいますよね。

実はフランス人女性にはそんなかっこよさや美しさといった外見だけでなく、恋愛や結婚、働き方など私ちと日本人とは少し異なった考え方を持っているんだとか。

そこで今回はフランス女性について、物事の考え方や普段生活していく中で大切にしていることについてご紹介していきます。

1 フランス女性の特徴とは

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1-1 物事をはっきり言う習慣がある

女性に限らず日本人は物事をはっきり伝えたり、意思表示をするのが苦手と言われていますよね。

フランスの女性はまさにその逆。「自分の意思をはっきり伝える」という特徴を持っています

例えば家族に対しても職場の人に対しても、自分の意見と違うと感じたことには必ず”ノー”と伝えるんだとか。

もともとフランス人は議論好き。そのため、性別や年齢に関係なくフランスには自分の意見をしっかり言える人が多いと言われています。

その理由として、フランスには子どもの頃から学校でも”意見をしっかり言うこと”を高く評価するという教育体制があるんだそう。

そんな教育体制のバックボーンがあるからこそ、女性であっても遠慮せず自分の意見を伝えるのがフランスでは当たり前なんです。

1-2 他人の目をあまり気にしない

常におしゃれに気を使って、身だしなみには人一倍気をつけている…フランスの女性に対してそんなイメージを持ってしまいませんか?

もちろんファッションや美容についてはそれなりのこだわりは持っているフランス人。

ただそんなことよりも「周り人の目を気にしない」ことを最も大切にする感度をフランス人女性は持っているんです。

例えばメイク。フランス人女性はフォーマルな場所以外はすっぴんか簡単な化粧しかしない人が大半と言われています。

女性なら誰しもが気になる体型についても、”それが自分らしさ”と受け入れ日本人のようにダイエットをする人はほとんどいないんだとか。

そんな外見を煌びやかに飾るよりも、読書をしたり映画を観たりして教養をつけるなど”内面を磨くこと”の方を大事にするのがフランス流の女性の磨き方なんだそうです。

1-3 一人の時間を大切にする

フランスの女性には猫のような気まぐれさがあると言われています。

その気まぐれな行動の根底にあるのが「一人の時間を大切にする」という考え方

例えば友人からの誘いに対しても”一人になりたいから”といって断ることも、フランスの女性にはよくあることなんだとか。

そうと思えば急にお誘いの連絡をしてみたり、自宅にいきなり訪問してきたり…そんな気まぐれな行動がみられることもしばしば。

フランスではそんな行動について、周りも寛容に受け止めてくれる環境がるからこその特徴なのかもしれませんね。

2 香りを大切にするフランス女性

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フランスの女性にとって香水をつけ、香りを体にまとわせることは”身だしなみを整えるために必要なことのひとつ”として考えられています。

女性だけでなくフランスでは外出する時に香水をつけることが習慣化しており、小さな子どもですらパーティなどに出席する際は香水をつけるのが当たり前なんだとか。

そのためフランスの女性にとって香水の香りとは自己表現やアイデンティティーのようなもの

香水のキツすぎる匂いは敬遠されるので、ほんのりと香らせるのがポイント。そしてフランス女性はそのような香水の扱いに長けていると言われています。

特にあいさつで相手に頬を近づける”ビズ”を頻繁に行うフランス人にとって、相手を意識した”香り”に対してどこか文化的な風習なような考えを持っているのかもしれませんね。

3 フランス女性とファッション

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フランスの女性にとってファッションとは「自分に一番合う洋服を身に付けること」。

流行のアイテムを身に付けるより、まず“自分らしいスタイルを追求する”という考えが浸透しているんだとか。

そのため、日本のようにトレンドに敏感な人はフランスにはあまりおらず、パッと女性の服装を見ただけではその年のトレンドがなんなのかは判断ができないと言われています。

またフランスとファッションについて、あるベストセラーになった本の影響からか「フランス人女性は10着以上洋服を持たない」というイメージを持っている人も多いかもしれませんね。

確かにフランス人女性はあまりたくさんの洋服を持っておらず、そこには日本のように”衣替え”という考え方がフランスにはないことが関係しているんだとか。

着たい時に好きな洋服を着るという習慣を持っているフランス女性のクローゼットの中は、夏服・冬服どちらも常に入っている状態。

クローゼットの収納スペースの関係からかあまりたくさんの洋服を持つことができないとことも、もしかすると洋服をたくさん持たない理由のひとつなのかもしれませんね。

4 フランス女性の働き方と子育てについて

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25歳から49歳までの女性のうち、約85%の人がなんらかの職についていると言われているくらい女性の働く環境が整っているフランス。

年間で5週間分の有給休暇は必ず消化できるなど日本に比べ休みに対して寛容な部分があるとはいえ、決して女性にとって”楽な環境”という訳ではないんです

フランスの出生率は日本に比べずっと高く”1.96″という高い数値が出ており、上記の就職率と併せて考えると子どもを持つフランス人女性のほとんども働いているということ。

もちろん家族のサポートもありますが、子どもを夕方までベビーシッターに預け、仕事が終わると自宅で子どものご飯を作り、寝かしつけてから家事を行う…といった人も多いんだとか。

そんな就職率の高さや育児との両立については、フランス人女性が持つ”自立心”が関係していると言われています。

フランスでは小さい頃からどんなことが起こっても、“肉体的にも精神的にも自立できるように”と女性に対しても教育されているんだとか。

出産や仕事に対して自由な選択権を与えられているからこそ、自分で選んだことに対しては実直に取り組むマジメさがフランス人女性にはあるのではないでしょうか。

まとめ

今回はフランスの女性について”どのような考えを持っているのか”、”大切にしているものは何か”といった点についてご紹介してきました。

美しさの中にどこか強い意志のようなもの感じることのできるフランス人女性。しっかりと自分の意志を伝えること、周りの目を気にせず自分のスタイルを貫くといった考えがファッションや行動に見てとることができます。

アムール(愛)の国と言われているフランス。女性だけでなくそこに住む人みんなが異性を大切にし、そんな考えが香水など文化に昇華されているのかもしれませんね。

ぜひフランス人の女性と接する機会がある場合、本記事を参考にその特徴を事前に把握しておくことで、打ち解けやすい雰囲気を心がけてみてはいかがでしょうか。

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