ネイルアートの中でも王道のひとつとされているフレンチネイル。飽きのこないシンプルなデザインで、オンでもオフでも楽しめるところが人気のネイルアートなんです。
フレンチネイル自体はご存知の方が多いかとは思いますが、実は一括りにできないぐらいに種類が豊富であるということをご存知ですか?
そこで今回はフレンチネイルについて種類を一旦整理するとともに、ご自宅で簡単に出来るセルフネイルの方法について詳しくご紹介していきます。
目次
1 フレンチネイルについて
1-1 そもそもフレンチネイルとは?
フレンチネイルとは、爪のベースに透明なクリアネイルを塗り、その上から爪先にホワイトのカラーをライン状にして乗せたネイルアートのこと。
飽きにくくトレンドにも左右されることがないフレンチネイルのデザインは、万人に受け入れやすいという特徴があります。
また、シンプルで上品な雰囲気を感じさせてくれるため、プライベートはもちろんオフィスでのネイルデザイン、ブライダルなど様々なシーンで楽しむことができるんです。
フレンチネイルと言えば爪先に塗るだけの派手すぎず控えめなデザインのものが多いですが、ホワイト以外をのせる”カラーフレンチネイル”も人気があると言われています。
1-2 なぜ「フレンチ」?
フレンチネイルはその名称から”フランス発祥”と思われがちですが実はアメリカが発祥。ただし、名称の由来はフランスに関係があると言われています。
もともとフランス人女性は「ナチュラルな爪」が最も美しいという考えを持っており、爪にネイルをしない人が大半なんだとか。
そのため”ナチュラルで健康な爪”を持つ人が多いと言われるフランス女性の爪は、「爪床のピンクで爪先の白」というまさに”フレンチネイル”のようなキレイな爪なんです。
つまりフレンチネイルとは、”フランス人女性がもつ美しい爪”をイメージして作られたのがその始まりと言われているんですね。
2 フレンチネイルの種類
フレンチネイルとひとことで言ってもその種類は豊富。例えば、
- 逆フレンチネイル
- ハーフフレンチネイル
- ダブルフレンチネイル
- 細フレンチネイル
- 変形フレンチネイル
などいくつかの種類があるんです。
それぞれどの様な特徴を持っているのか詳しく見ていきましょう。
2-1 逆フレンチネイル
通常のフレンチネイルとは逆、爪の大部分にカラーを乗せて指先だけクリアになっているネイルが「逆フレンチネイル」。
逆フレンンチでは爪先がクリアのため爪を短くすることが可能。仕事で爪を伸ばせない方や水回りの仕事が多い主婦の方にはおすすめなんです。
2-2 ハーフフレンチネイル
「ハーフフレンチネイル」はその名称の通り、ラインが爪先ではなく爪の半分の位置で引かれているネイル。真っ直ぐ横に引かれたラインがポイントです。
ネイルの幅が広く、どうしてもぼやけた印象になってしまいがちなハーフフレンチネイル。そんな時はライン状にストーンを乗せるなどアクセントを加えてみてはいかがでしょうか。
2-3 ダブルフレンチネイル
爪先のラインが二重になっているのが「ダブルフレンチネイル」。
ダブルフレンチネイルはラインが二重な分ネイルの幅が広くなってしまいます。そのため、特に爪が長い方におすすめのネイルなんです。
贅沢でゴージャスな雰囲気を出しやすいデザインなので、ブライダルやパーティーなど少しフォーマルなシーンにでは特におすすめなんです。
2-4 細フレンチネイル
シンプルにネイルを楽しみたい方におすすめなのが、ラインを細く乗せる「細フレンチネイル」。
指先がすっきりと美しく見せる効果があると言われ、清潔感を感じさせることのできるネイルデザインなんです。
その上品で控えめなデザインは、特にオフィスなどのシーンで試してみたいネイルなんですね。
2-5 変形フレンチネイル
「変形フレンチネイル」はデザインが多彩な進化系ネイル。例えば爪先のライン部分に曲線や波線、ハート型が使用されたり…そのバリエーションは様々です。
その中でも定番と言われているのが「斜めフレンチネイル」。上品で大人っぽい印象を与えたい時におすすめなんです。
定番のフレンチネイルを少しアレンジしてみたい、人とは少し違うデザインにしてみたい人はぜひ変形フレンチを試してみてはいかがでしょうか。
3 フレンチネイルをセルフで
フレンチネイルは手先が不器用だという方でも簡単にセルフでできるのが嬉しいところ。
ここではセルフで簡単にフレンチネイルをするための手順をご紹介します。
3-1 マスキングテープが便利
セルフでフレンチネイルに挑戦する場合の必須アイテムと言えば「マスキングテープ」。
マスキングテープを利用して事前に好みのフレンチラインを用意しておくことで、はみ出す心配もなくキレイなラインを引くことができます。
爪先にうまくラインができるようにマスキングテープを貼っていきますが、テープ貼る際は指で触れ過ぎて粘着力が落ちてしまわない様にピンセットなどを使用するのがおすすめ。
3-2 セルフフレンチネイルの手順
ここでは基本の「フレンチネイル」の手順を見ていきましょう。
- ベースコートマニキュアを1回塗ります。
- 爪全体にカラーを乗せます。肌に馴染みやすいカラーやラインに合わせたカラーがおすすめ。塗ったあとはしっかり乾かします。(※この時、二度塗りすることでしっかりとしたベースを作ることができます。)
- ライン部分を塗っていくためにマスキングテープを貼っていきます。
- 爪の先端に白のマニキュアを塗っていきます。色が薄い場合は2度塗りすることでフレンチ部分をはっきりキレイに見せることができます。
- マスキングテープを剥がして爪をしっかり乾かします。
- 最後にたっぷりとトップコートマニキュアを塗れば完成です。
グラデーションなどのアレンジを加えたい方はベースが乾いた段階で行うようにしましょう。
まずは基本のフレンチネイルから始めて、慣れてきたらハーフフレンチネイルやダブルフレンチネイルや斜めフレンチネイルにチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回はネイルアートの定番、ご自宅でも簡単にできるフレンチネイルについてご紹介してきました。
フレンチネイルと一言で言ってもその種類は多く、どんなネイルにするか考えるだけでも楽しくなってきますね。
ネイルアートでお洒落を楽しむためだけでなくストレスの解消にもなるんだとか。女性の方にとってはネイルサロンに行くこと自体が息抜きになる場合も。
サロンに通う時間がない場合でも、自宅で簡単にチャレンジできるのがフレンチネイルの魅力のひとつ。
ぜひ本記事を参考に自分だけのフレンチネイルを楽しんでみてはいかがでしょうか。