家族との時間が大切。フランス人の休日の過ごし方とは?

フランス・パリで暮らす人たちがどんな休日の過ごし方をしているのかご存知ですか?

もしかすると、フランスの休日といえば長期休暇である”バカンス”をイメージする人も多いのではないでしょうか。

そもそも日本とフランスでは休日に対する考え方に少しだけ異なる部分があると言われています。

そこで今回はフランスの休日の過ごし方について、その特徴やフランス観光の時にオススメする休日の過ごし方についてご紹介していきます。

1 フランスの休日とは?

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普段皆さんはどのように週末を過ごしていますか?

一度でも訪れたことがある人はご存知かと思いますが、フランスでは日曜日にスーパーや商業施設が閉まっている場合が多いんです。

もともとこの考え方はキリスト教の「日曜日は安息の日」という教えが元になっていると言われています。

そんなライフスタイルに合わせて、フランスの人たちは割とのんびりと週末を過ごしているそう。

ここでは土曜日と日曜日に分けて休日の過ごし方について見ていきましょう。

1-1 土曜日はショッピングや外食で楽しむ

フランスの土曜日の過ごし方は翌日、お店が閉まってしまうことに備えて外出する人が多いと言われています。

朝からカフェに行きカフェオレとパンで朝食をとるのがフランス流。その後は友人や家族と一緒にショッピングや映画などに出かける事が多いんだとか。

少し勘違いされやすいですが、マルシェ(朝市)やスーパーは日曜日の午前中まで営業しているところが多いため、土曜日に日用品の買い物をまとめてするというわけではないそうです。

土曜日の過ごし方は買い物に出かけたり、カフェやレストランで外食したりと、私たち日本人とあまり変わらないのかもしれませんね。

1-2 日曜日はゆっくり家族と過ごす時間

フランスでは古くから日曜日は”家族と過ごすための時間”と考えられている風習があると言われています。

そのため、日曜日はあまり外出せず朝から家でのんびり過ごすのが一般的

昼頃になると”カトリックの国”と呼ばれているだけあって、家族みんなで教会のミサに参加しそのまま自宅でランチを取ることが多いんだとか。

夕食の時間まで”ちょい飲み”という意味があるアペロを楽しみ、家族みんなで夕食をとり1日が終わっていくそうです。

2 フランス日曜営業の変化

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前述した通り日曜日にお店商業施設がが休みしてしまう事が多いフランス。

しかし近年、パリ中心部のスーパーや百貨店、ショッピングモールでは日曜日も営業するお店が増えてきていると言われています。

このことに関して、“家族で過ごす時間を大切にするべき”という声と“そもそも店を開けるか閉めるかの選択の自由を持つべき”といった声で、フランス国内でも意見が2分しているんだとか。

フランス人にとっては日曜日のライフスタイルが変わってしまうほどの大きな変化。

ただ、日曜日にショッピングを楽しむことができるため”時代のニーズにあっている”と喜ぶフランス人も意外と多いと言われています。

3 日曜日にパリで観光する時のおすすめの楽しみ方

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もし何も知らずに観光でフランスに来てしまうと、”どのお店が日曜日にやっているか”わからなくて戸惑ってしまいがち。

そこでフランスの日曜日にでも楽しめるオススメの観光スポットについてご紹介していきます。

まず、朝はマルシェに行ってフランスならではの雰囲気を感じてみるのはいかがでしょう。

有名な観光地では“ノートルダム大聖堂”や”凱旋門”、ルーブル美術館などは日曜日でも通常営業をしているので、足を運んでみるのもよいかもしれません。ただ、やはり日曜日なので観光客でそれなりに混雑しているんだとか…。

パリ中心にある有名な“シャンゼリゼ通り”は毎月第3日曜日に歩行者天国として市民に解放されているのをご存知でしたか?

この期間を狙ってシャンゼリゼ通りの普段見れない街並みを見てみるのもよいかもしれませんね。

お買い物は今流行中の”ショッピングモール”に行けば大体のものは揃うのでオススメ。食事もショッピングモール内のレストランなら日曜日でも営業しているので安心です。

最後に少し余談ですがフランスには日本のように深夜に営業しているコンビニのようなお店がありません。

フランス観光では”急にあれがほしい”なんてことにならないよう、昼間のうちに必要なものは揃えておくとよいかもしれませんね。

4 フランスのバカンスについて

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“フランスは長いバカンスがあるので日本より多くの休みをとっている”。

そんなイメージをフランスに持っている人が意外と多いのではないでしょうか。

ここではバカンスとはそもそもどう行った休みなのか、そこから見えてくる”フランス人にとっての休日”について見ていきましょう。

4-1 そもそもバカンスとは

そもそもバカンスとは夏の期間、約5週間ある長期休暇のこと

フランスではどんな職業でも30日の有給休暇があり、この休暇を夏の期間にまとめて消化してしまうのがバカンスなんです。

子どもがいる家庭では夏休みに合わせて8月にバカンスを取るのが一般的。子どもがいない友人やカップルでバカンスを過ごす場合は、金銭的なことを考慮し、8月以外の期間にズラす事も多いんだとか。

もちろんバカンスの行き先はそれぞれ異なり、海外に何週間も滞在する人たちもいればお金をかけずに国内の田舎にしばらく滞在する人たちもいると言われています。

ただ、日本のように有給を消化できずに1年が終わってしまったなんてことは、フランスではあまり考えられないことなのかもしれませんね。

4-2 フランス人が考える休日とは

フランス人は長期間のバカンスのせいかたくさん休んでいるように思われがち。

しかし、祝日の日数でいえば日本の方がずっと多く、フランスには日本のように振替休日もないんです。

実はフランスと日本を比べてみても、フランス人が夏にまとめて休むのに対して、日本人は1年の中で少しずつ休みをとっているだけなんだとか。

また、日本とフランスでは長期間の休日の過ごし方にも違いがあると言われています。

日本人は長い休みがある場合、どうしても行きたい場所・見たい場所を事前に決めて無駄な時間を作らないようタイトにスケジュールを組みたがる人が多いと言われています。

一方、フランス人は日本人のようなスケジュール通りに行動することを嫌う傾向にあると言われています。

旅行でも良い意味で”行き当たりばったり”が多いのがフランス人の旅行のスタイル。

お金を払って有名な観光地を回るより、ガイドブックに載っててなさそうな”特別なもの”を感じる場所を好みがちなんだとか。

もともとバカンスは長期滞在するだけでもそれなりの金額がかかってしまうため、”無理にお金を払ってでも観光地を回りたい”という考えはフランス人にはあまり浮かばない考えのようですね。

まとめ

本日はフランスの休日の過ごし方についてご紹介してきました。

フランス人の週末の過ごし方はショッピングに出かけたり外食を楽しむ人が多い一方、家族と過ごす時間も同じくらい大切にするという考えを持っていると言われています。

日曜日は家でゆっくりしているかみんなで公園で過ごすこともあるそうで、ピクニック好きと言われるフランス人ならではの過ごし方かもしれませんね。

また、フランス特有の長期休暇であるバカンスの過ごし方は日本人から見ると少し憧れるところもあるのではないでしょうか。

フランスに訪れた時は、日曜日にお休みをしているお店もあるため過ごし方に少し注意しながら楽しむとよいかもしれませんね。

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