皆さんはお風呂上がりはどのようなお肌のケアを行なっていますか?
ボディクリームや化粧水などを使用している女性が多いかと思いますが、なぜお風呂上がりにスキンケアが必要なのか、どのようなスキンケアが効果的かなど詳しいことは意外と知られていないのではないでしょうか。
風呂上がりはお肌から水分が蒸発しやすい状態にあり、すぐにお肌のスキンケアをを行わないと肌のうるおいが失なわれてしまうんだとか。
今回は、美容に効果的と言われているお風呂上がりのボディケアの方法について詳しくご紹介していきます。
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目次
1 そもそもお風呂上がりに肌が乾燥しやすい原因
1-1 入浴中に肌の保湿物質も一緒に流してしまう
顔や体を洗う時に、汚れと一緒に皮脂やNMF(天然保湿因子)、角層細胞間脂質etc…などのお肌の保湿成分も一緒に流してしまうことが原因のようです。
これによって肌の水分が保てず、蒸発しやすくなってしまいます。
そこで大切になってくるのがスキンケアやボディケア。
化粧水や乳液、パックetc..。を使って保湿をすることで入浴後の肌の乾燥を防ぐことができますよ。
1-2 長時間の入浴も原因
長時間お湯につかり過ぎることで皮脂膜を溶かし、角質層内の保湿成分が流れ出てしまい乾燥の原因につながります。
そのため、長時間の入浴はなるべく避けましょう。
また、温度も非常に大切です。
一般的に38℃~40℃くらいの低めの温度に設定し、長くても15分くらいの入浴時間にするように意識するといいですね。
1-3 水分の拭き残し
お風呂上りの肌や髪に残った水分の拭き残しは、蒸発するときに体内の水分まで一緒に蒸発させてしまうんだとか。
拭き残しがないようにしっかりとタオルで拭くようにしましょう。
ただし、ゴシゴシ拭いて肌や髪に摩擦を与えることはNG。
優しく拭き取ってあげるように意識してくださいね。
2 お風呂あがりのお肌ケアは時間との勝負
お風呂あがりのお肌ケアはまさに時間との勝負。
お風呂から出た瞬間から乾燥が始まり、肌から水分が出て行ってしまうのはあっという間です。
実に、お風呂から出て約15分後にはほとんどの水分が失われてしまうそうです…。
のんびりとしてしている暇はありません。
お風呂上がり後は、一気に潤いを閉じ込める必要があります。
目安としてはお風呂上がり後の10分以内にはお肌ケアを終わらせれるようにしておきたいところ。
とにかく早く!が鉄則です。
3 上手に保湿ケアするためには順番がポイント
顔の保湿、体の保湿、髪のケアetc…。時間との勝負とは言われたもののお風呂上がりはするべきことが多いですよね。
どこから手をつけていいのか分からないけど、かといっていい加減にもしたくないところ…。
そこで上手に効率よく保湿ケアするためにも順番を決めるといいでしょう。
それぞれの状況にもよると思いますが、基本的には「顔まわり→ボディケア→ヘアケア」の順番にケアすると効率がいいようです。
まずは上記の順番通りにやってみて、慣れてきたら自分なりのケアの順番で行うのもいいかもしれませんね。
4 お風呂上がりのお肌ケアの方法
4-1 お風呂上がりは必ず化粧水をつける
ケアの仕方は諸説ありますが、まずは水分補給のために化粧水をたっぷりつけて角質層を潤しましょう。
最近では、濡れたままの肌にも使える化粧水もあります。
洗顔で顔の汚れをキレイにしたら軽く水分を払ってから肌触りの良いコットン等にたっぷりと化粧水を染み込ませて使うようにしましょう。
また、化粧水を浸透させてから2~3分ほど置いて美容液や乳液を使うことで、より保湿効果が高まるといわれています。
そのため、時間も意識しながらケアするとより効果が期待できるのでおすすめです。
4-2 身体が塗れたままでもボディケアは◎
化粧水後の待っている時間にボディケアを行ってしまうと効率がいいですよ。
最近では、塗れた肌に使えるボディオイルも多いため、お風呂上がりでも嫌なベタつきが感じにくくなっています。
もちろん、ボディクリームでもかまいません。自分の好みのテクスチャーや香りで楽しんでみるのもいいかもしれませんね。
ただし、全身に塗った後の浮いている水分は必ずタオルで軽く拭き取るようにしましょう。
また、女性の場合は、周りの視線に入りやすいバストやデコルテ、背中なども乾燥しないようにしっかり塗って保湿ケアしてあげるといいですよ。
4-3 しっかりと水分を拭き取る
身体の水分をしっかりと拭き取りましょう。
ただし、ゴシゴシ拭くのはNG!
せっかくボディオイルや化粧水で保湿をしている肌を傷つけることになるのでより乾燥してしまう場合も…。
タオルの吸収力に任せるように肌に優しく押し当てるイメージで水分を取ってあげてくださいね。
この時に、髪の毛も根元の水気を拭き取り、毛先は包み込むようにポンポンとタオルドライしておきましょう。
全身の水分が拭き取れたら、すぐにルームウェアの着用することで、身体が冷えないのでおすすめですよ。
4-4 美容液や乳液で蓋をしましょう
タオルドライが終わったら、美容液や乳液をお肌に浸透させましょう。
先でも述べましたが、化粧水後に少し時間を空けることで、化粧水が肌の奥まで浸透してくれるのでより効果を引き出すことができますよ。
お風呂上がり後、5分以内にこのステップに取り掛かれるとベストです。
美容液後、保湿した潤いに蓋をするようなイメージで乳液を塗っていきましょう。
4-5 最後に髪を乾かす
スキンケアが終わったら、最後はドライヤーでしっかりと髪を乾かしていきます。
めんどくさいからと濡れたまま放置するのはNG!
濡れた髪の毛は、細菌が繁殖し、ニオイの原因や思わぬ頭皮トラブルに繋がる可能性も…。
そのため、しっかりと髪を乾かしましょう。
また髪のダメージを防ぐためにも、ドライヤー前に洗い流さないトリートメント等を使っておくことで髪の表面を保護することができるためおすすめです。
油分によって膜ができるので、ドライヤーの熱による刺激を軽減し、乾いたあともサラサラな髪になりますよ。
お風呂上がりは15分が勝負の分かれ目
いかかがでしたでしょうか?
今回は、お風呂上がりのお肌ケアの方法や上手に行うポイントなどについてご説明させていただきました。
お風呂あがりから約15分後にはほとんどの水分が失われてしまいます。
そのためお風呂上がりはリラックスしたいという気持ちも分かりますが、ここで素早くお肌ケアをすることが何よりも大切になってきます。
お風呂上がりの15分以内のお肌ケアを毎日コツコツと続けることで、モデルさんのような美しいお肌が手に入れられるかも?
まずは今日からでも意識してみてくださいね。