皆さんはベビーパウダーを使ったことはありますか?
お子様に使ったことがあるという方も、全く使ったことがないという方もいるかと思います。
そもそも赤ちゃんのものだから使う機会が少ない、と思いがちですが、実はベビーパウダーは化粧品や美容用品としても人気なのです。
今回は意外と知らないベビーパウダーの効果や正しい使い方についてご紹介します。
目次
1 ベビーパウダーとは?
そもそもベビーパウダーとはどのようなものなのでしょうか。
あせもやただれを防止するために使うこと多く、肌が敏感な赤ちゃんに使うことが多いのでベビーパウダーという名称に。
またずれやただれといった症状にも効果があるので、赤ちゃんの肌のケア用品として通年活躍するアイテムと言えます。
パフを使って肌にプレスするタイプやシェーカータイプなど形状も様々なので好みに合わせて選べます。
主な成分は「タルク」というサラッとした伸びのいい滑石とトウモロコシ由来の「コーンスターチ」です。
どちらの成分も肌に優しいので安心して使えるのが嬉しいポイントですね。
また、薬局などで簡単に安価で入手できるコストパフォーマンスの高さも魅力。
2 効果的な使い方について
赤ちゃんに使うことの多いベビーパウダーですが、化粧品や美容用品として日常生活の中で活躍してくれます。
ベビーパウダーの効果的な使い方には以下があります。
- メイク用品として
- スキンケア
- あせも予防
- ボディケアとヘアケア
- 靴ずれ防止
- 制汗剤
- 生活用品のお手入れ
それぞれどういった効果があるのかご紹介します。
2-1 メイク用品として
ベビーパウダーはファンデーションの代用品として大きな役割を果たします。
通常のファンデーションは皮膚にとって重たいもので負担をかけてしまいます。
反面ベビーパウダーであれば負担が少なく、肌へのダメージを軽減できます。
ファンデーションと比べるとカバーする力は落ちてしまいますが、肌への負担を優先したい場合にはベビーパウダーでのメイクをおすすめします。
また、アイシャドウやチークの色味が強い時に上からベビーパウダーを重ねてワントーン和らげる効果や、マスカラと交互にまつげに塗るとボリュームを出せる効果もあるので試してみてはいかがでしょうか。
2-2 スキンケア
ベビーパウダーはスキンケアをサポートするのにも大活躍。
洗顔料に小さじ1杯混ぜるだけで泡立ちが良くなり、毛穴が詰まりにくくなる柔らかい泡にすることができます・
牛乳やヨーグルトと混ぜると、ベタつき予防や美肌効果のある簡易的なパックにもなりますよ。
細かい粒子は毛穴にも優しいのでニキビの予防にも使えますので、メイクをしてから落とすまで長い時間活躍してくれるアイテムと言えるでしょう。
2-3 あせも予防
女性であれば皆さんが使う機会があるストッキングを履いた時に生じる蒸れや痒み、あせもといった症状を予防、緩和する効果もあります。
ストッキングを履く前、または朝の時点で脚に塗っておくのがおすすめです。
これからどんどん暖かくなっていくにつれ、ストッキング以外にもデニムやタイトパンツなどで膝の裏が蒸れたりもします。
あせもが気になる箇所にあらかじめベビーパウダーを塗っておけば快適にお洒落も楽しめますのでぜひお試しくださいね。
2-4 ボディケアとヘアケア
クリームやオイル、ボディバターなどのお風呂上がりのボディケアにもベビーパウダーを使ってみましょう。
保湿成分のあるクリームやオイルは確かに効果はあるけど、肌がベタつくのがちょっと…という方に特におすすめです。
クリームなどの代わりにベビーパウダーを使えばサラサラとした肌触りで快適に過ごせますよ。
通常のボディケアの仕上げにベビーパウダーを使うとベタつきを軽減しつつケア用品の効果もしっかりと得ることが可能になります。
ボディだけでなく、ドライシャンプーとして大切な髪の毛にも作用してくれるのがベビーパウダーのすごいところ。
ブラシにベビーパウダーを振りかけてブラッシングすると、汗や湿気でベタつく髪の指通りが良くなります。
風邪でお風呂に入れない時などもできますのでおすすめ。
2-5 靴ずれ防止
新しい靴や歩きにくい靴を履いた時にどうしても起きてしまう靴ずれ。
不快感だけでなく痛みも伴ってしまうのでできれば避けたいところ。
そこでベビーパウダーを使いましょう。
靴ずれしやすい箇所にあらかじめ塗っておくだけで、摩擦が減って滑りが良くなるので靴ずれを防止できます。
2-6 制汗剤
ベビーパウダーは汗を吸収する効果があるので制汗剤としても使えます。
汗をかいた時に使えるのはもちろんのこと、汗をかきにくくする効果も。
お風呂上がりやお出かけ前に軽く叩くだけで汗の出方が緩やかになりますので、寝汗を予防することもできます。
ベビーパウダーは肌に優しいので、市販のスプレーやペーパータイプの制汗剤だとお肌が痛くなるという方にもおすすめ。
2-7 生活用品のお手入れ
肌のケアに使うイメージが強いベビーパウダーですが、なんと生活用品のお手入れにも使える幅広さなのです。
例えばカーペットやソファ、畳などの洗濯しにくいものに振りかけ、しばらく経ってから掃除機をかけるだけで匂いや汚れを落としてくれます。
シャツの襟にベビーパウダーを擦り込んでから洗濯すると、落ちにくい襟汚れが落ちやすくなりますよ。
クリーニングに出しにくい革製品や毛皮などは、ベビーパウダーを少し入れた袋の中に入れてよく振って馴染ませれば気になる汚れや匂いを落とせます。
靴の中にベビーパウダーの入った袋を入れておくだけで毎日の匂いケアをすることも可能。
また、メイク用品としても活躍するベビーパウダーですが、その際に使ったブラシにたまったチークやシャドウの汚れを落とす効果もありますので、メイクの始まりから終わりまで手放せませんね。
まとめ
今回はベビーパウダーの効果的な使い方についてご紹介しました。
赤ちゃんだけでなく、ご自身にも使えるという意識があまりなかったという方は多いかもしれません。
肌に優しく、サラサラとした使い心地はメイクやスキンケアなど様々なポイントで活躍してくれます。
日常生活の中で気になっていた手付かずの汚れといった、痒いところにも届いてくれるので侮れませんね!
安価で簡単に入手できますので試しやすいのも大きなメリット。
ケアしたいけどほっといているアイテムがいくつかあるな…という方は急いで試してみましょう!
効果的な使い方がいくつもあるベビーパウダー。
ベビーパウダーをあまり使ったことがないという方、ベビーパウダーの新しい使い方を知りたい方はぜひ今回の記事の内容を参考にしてください。