アペロって知ってる?フランスで大流行のちょい飲み文化をご紹介!

フランスには「アペロ」という習慣があることをご存知ですか?

アペロとはディナーの前に行う”ちょい飲み文化”のこと。フランス・パリでは仕事帰りや休みの日の夕食前にはアペロが日常的に行われているんだとか。

おつまみとお酒を片手におしゃべりを楽しむこのスタイルは現在、日本でも少しずつ広まりを見せています。

日本でアペロを提供するお店も増えてきているこの機会に、本場フランスのアペロとはどんなものか詳しく知っておくのもよいかもしれませんね。

今回はそんなフランスの新定番と呼ばれているアペロについて、ちょっとしたルールやアペロで飲みたいおすすめのお酒などをご紹介していきます。

1 フランスの新定番「アペロ」とは

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アペロとは「アペリティフ(apéritif)」というフランス語で”食前酒”という意味の言葉を略したものなんです。

「夕食前に軽く1杯飲むこと」をフランスではアペロと呼び、ディナー前に友人たちと楽しむ時間という”フランスの新定番”となっているんだとか。

アペロは大前提として“あくまでも夕食までのつなぎ”であるということ。

そのためアペロは、軽く1〜2杯飲んだらすぐに解散するのが当たり前。日本のように飲んだ後にお腹いっぱいになったり、酔いすぎてしまうといったことがないのが特徴です。

日本でも最近、夜のカフェなどでお酒やおつまみを提供するいわゆる”アペロ”ができる場所が増えつつありますが、まだまだ馴染みのない文化かもしれませんね。

2 フランスでアペロが浸透した理由

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フランスでアペロが文化として浸透していったのには、フランス特有の食文化が関係していると言われています。

2-1 飲食店の料金が高額

フランスではレストランなどで外食することはちょっと特別なこと。フランスのお店は気軽に通うには料金が少し高額とも言われています。

そんな理由からかフランスのカフェやバーなどでは夕方から割安でお酒を提供してくれるお店が多いらしく、気軽に立ち寄り”アペロ”を楽しむことができるんだとか。

日本のように居酒屋といった文化がないフランスでは、このような外で軽く飲んで楽しくおしゃべりできる場所はとても重宝されているようです。

2-2 夕食の時間が遅い

皆さんは夕食は何時くらいに取ることが多いですか?

フランスでは20時から21時に夕食を取ることが多いと言われており、日本に比べると少し遅く感じるかもしれませんね。

夕食時間が遅いのには理由があり、日が暮れる時間が少し遅いためとも言われています。フランスは夏の時期には22時頃まで日が暮れず、明るいままという日もあるんだとか。

遅い夕食時間までの間に軽いおつまみとお酒を片手に楽しく過ごす。フランスのアペロはこのように日没と夕食の時間が関係しているとも言われています。

3 アペロでよく飲まれているお酒

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アペロでは酔いすぎないよう”アルコール度数の高いお酒”や”クセの強いお酒”は避ける傾向にあります。

目安としてはルコール度数22度以下のお酒が好まれるんだとか。ここではよくアペロで飲まれているお酒の種類を見ていきましょう。

3-1 ビールベースのお酒”パナシェ”

パナシェとはフランス語で「混ぜ合わせた」という意味。ビールとレモネード(レモンソーダ)を1:1で割ったお酒がパナシェと呼ばれています。

スッキリと爽やかな口当たりが特徴で、ビールが苦手な人におすすめできるアペロ定番のお酒なんです。

ちなみにレモネードをジンジャエールに変えれば日本でもお馴染みの”シャンディガフ”。こちらも軽くて飲みやすいお酒なのでアペロにはぴったりです。

3-2 ロゼワイン

ロゼワインとはピンク又は少しオレンジがかった色をしたワイン。フランス語で”ロゼ”とは「バラ色」という意味を持っています。

クセが強すぎず、どんな料理にも合わせやすいことからアペロには最適なお酒とも言われています。

3-3 スパークリングワイン

スパークリングワインもよくアペロで飲まれる定番のお酒。発泡系のお酒は、胃に刺激を与え食欲を促進する働きがあると言われています。

アルコールが苦手な方にはオレンジジュースと割った「ミモザ」やピーチジュースで割った「ベリーニ」がおすすめです。

3-4 アペロ・スプリッツ

「アペロ・スプリッツ」というあまり聞きなれないお酒をご存知ですか?

フランスのアペロでは定番とされているこのお酒は、もともとは北イタリアが発祥のオレンジ色をしたカクテル。

アペロ・スプリッツは“アペロール”というお酒に白ワイン又は発泡性ワインを加えてソーダで割ったもの。軽い口当たりと少し苦味を感じる後味がアペロにぴったりなお酒と言われているそうです。

4 フランス直伝!アペロのおすすめの楽しみ方

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4-1 アペロはおつまみと一緒に

アペロを楽しむ時は必ずおつまみが必要と言われています。

フランスのアペロではハムやクラッカー、ピスタチオなどが定番のおつまみなんだそうです。

日本のお店ではアペロといえばバスク料理である一口サイズの”ピンチョス”や創作的な”焼き鳥”など、ちょっとオシャレなおつまみが提供されることが多いんだそう。

アペロ本来の目的は夕食に備えて胃を開けておくこと。夕食前にお腹がいっぱいにならないように食べ過ぎには注意することを忘れないようにしましょう。

4-2 夕食までには解散

前述しましたがアペロの大切なルールは「夕食までの時間を仲間と楽しく飲んで過ごすこと」

食べ過ぎず、飲みすぎないように夕食の時間までには解散し自宅に戻ることが最も大事です。

本来の目的を見失わないように、限られた時間の中でアペロを楽しみましょう。

まとめ

本日はフランスの新定番「アペロ」についてご紹介しました。

アペロとはフランスのライフスタイルに合わせて登場した、夕食までの時間を楽しく飲んで過ごす”ちょい飲み文化”のこと。

日本でいう居酒屋の文化がないフランスでは、お店でちょっとだけ飲むこと自体が新鮮。そのような経緯からフランス人の習慣として根付いていったのかもしれませんね。

日本でも最近アペロが楽しめるお店が増えてきているんだとか。これを機にぜひアペロを楽しんでみてはいかがでしょうか。

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