基礎体温のUPで病気知らずの体に!温活とは?

基礎体温を上げることを目的に行う「温活」というものをご存知でしょうか?

“冷え性”に悩んでいる女性が多いと言われていますが、「温活」によって基礎体温を上げることで冷え性対策をすることができるんです。

ただ”温活”と言う言葉自体あまり聞き慣れないと言う人が多く興味を持っているものの、どのように行えばよいかわからないと言う人が大半なのでは?

今回はそんな温活について、その特徴や実践するときのポイントなど詳しくご紹介していきます。

1 そもそも温活とは?

about-warm-activity-01

「温活」とは、基礎体温を上げることで健康維持や病気予防を行う活動のこと。

“冷え”は体の不調を引き起こす原因のひとつ。例えば、基礎体温が1℃下がるだけでも基礎代謝が約10%、免疫力が30%も落ちてしまうと言われています。

実は現代人の平均気温は下降傾向にあり、現状ではおおよそ35℃前後。理想の平均体温は”37℃”前後と言われるので随分低く感じてしまうのでは?

そんな下がってしまった基礎体温を上げるため活動として現在注目されているのが「温活」。

急激に基礎体温が改善するのは難しく、何かと地道に取り組まなくてはいけないことが多い温活ですが、ぜひ生活習慣改善のために取り組んでみてはいかがでしょうか。

2 温活で改善できる症状

about-warm-activity-02

温活によって基礎体温を向上させることができれば、体の不調の改善が期待できます。

基礎体温の低下によって引き起こされる症状の中で、特に女性が悩みがちと言われる”冷え性”。

冷え性は手足の先が冷えてしまうのはもちろん、むくみや生理不純、睡眠障害など様々な体の不調を引き起こす原因となってしまうんです。

温活によって冷え性対策をすることで、これらの症状の改善だけでなく免疫力の向上”や”基礎代謝”の向上など、健康維持にも効果があるんだとか。

病気知らずの体を手に入れるためには、実は「温活」をすることが有効なんですね。

3 実際に温活を始めてみよう

about-warm-activity-03

基礎体温が低下してしまうのは、エアコンの普及や運動不足による筋力の低下、ストレスや食生活の変化などその原因は様々。
ここでは生活習慣を改善することでできる「温活」についてみていきましょう。

3-1 ゆっくりお風呂に浸かる

お風呂でお湯に浸かり、体を温めることで血行の促進を促すのはもっとも取り組みやすい温活のひとつ。

お湯の温度は少しぬるめに設定し、ゆっくり浸かることで体を芯から温めるようにするとより効果的なんです。

ただ毎日のお風呂は、気温が高くなってくるとどうしてもシャワーだけで済ませてしまいたくなるもの。

暑い季節にこそ室内外の温度差によって体調をくずしやすくなっているため、しっかり湯船に浸かる温活を行うことがおすすめなんです。

3-2 着こなしを工夫する温活

よく勘違いされやすいのですが、厚着や重ね着をすればよい冷えを解消できると言うのは誤り。厚着するだけでは防寒はできても体を温めることは難しんです。

おすすめの温活は首周りやお腹周り、手首や足首といった箇所から温めていく方法。これらの箇所は太い動脈が通っており、その箇所から温めることで血液循環を促し効率よく体を温めることができるんです。

例えば、最近多くの女性が愛用していてると言われる”腹巻”や足首を温めるアームウォーマ、外出時はマフラーで首元を温めるなどのアイテムを取り入れる温活が効果的。

体の冷えと言えばつま先のケアに目がいきがちですが、ぜひ首回りや足首周りのケアにも注意を向けてみてはいかがでしょうか。

4 食事で気をつける温活

about-warm-activity-04

温かい食べ物や飲み物を摂取して体を温めることも温活のひとつですが、特に温活に適している食材というものも実はあるんです。

ここではおすすめの食材や注意点などを見ていきましょう。

4-1 温活におすすめの食材

体を温めてくれる食材といえばネギや生姜、ニンニクなどが効果的な成分を含んでいるため温活には最適と言われているんです。

特に生姜に含まれる”ショウガオール”という成分は体を温め、免疫力を高めてくれる効果があるとして冷え性対策には定番の食材。

生姜は「漢方」に分類されている食材。食べるものを工夫する温活では、この漢方を積極的に取り入れてみるものよいかもしれませんね。

生姜の他に冷えに効果的な漢方といえば桂皮(けいひ)などが有名

血行促進の効果があると言われる桂皮は、”シナモン”のような香りがする漢方。紅茶やコーヒーなどの温かい飲み物に合わせて飲むのがおすすめなんです。

また、暑い季節は冷たい飲みものや食べものをついつい摂取しがち。ただ、体を冷やし過ぎないために冷たいもの控える温活も有効なんです。

4-2 カフェインの取りすぎに注意

温かい飲みもので体を温めることはよいですが、コーヒーや緑茶などカフェインを多く含んだ飲みものには注意が必要

実はカフェインには体を体温を下げてしまう効果があると言われています。

カフェインの作用にはには自律神経を乱すことで起こしてしまう冷え、利尿作用を促進させることで体温を奪ってしまう冷えの2種類があり、過度に飲み過ぎると温めるどころか逆に体を冷やしてしまうんだとか。

ホットドリンクを飲む温活をする時には含まれている成分もしっかり確認した方がよさそうです。

まとめ

本日は体の冷えを改善するための「温活」についてご紹介してきました。

現代人の平均気温である35℃は実はとても低く、健康維持のためには37℃前後が必要なんです。

温活はそんな基礎体温を上げるための活動のこと。生活習慣や食生活を見直すことで体の内側から”冷え”の症状を改善することができるんです。

寒い季節だけでなく、エアコンなどの普及により1年を通じて冷え性に悩んでいる女性の方は多いのでは?

ぜひ本記事を参考に基礎体温をあげるための温活にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

BACK